山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

5/14 DRUM SON その3

と、突然客電が落ちて、幕が開く前にドラムの音が鳴り響く。
ビックリしすぎて思わず、ビクゥッ!としてしまうワシ(ーー;
幕が開くとそこには三人組のおっさんバンド(絶対ワシより若いよね、失礼)
ベースの人はハーフ?五弦ベースの使い手って最近見るなー。
ギターの人はレスポールJr。なるほど。
ドラムの人メガネだけど(関係ない?)巧いよ、良いよー。

「長崎から来ました、BlieANです」とご挨拶。
長崎と言えば、「嘘つきバービー」の地元じゃないか。長崎インディーズシーン、凄いな。こんな全国区でやって行けそうなバンドが複数あるのって素晴らしいよ。

このBlieAN、最初の印象は「ニルヴァーナ?」という感じでしたが、ギターソロが変わっている。
「和風?」という印象。
しかし、演奏を聴いて行くうちに、「ん?ポリス??」とも思えてくる。
3ピースなのに、複雑な音楽的バックグラウンドと豊かな音楽性を予感させてくれます。

なんだろう、グランジオルタナなのに、ポップで東洋的。
どうにかしたら、プログレの面影もあるし。
演奏は大変タイトで、ビシーッと決まっています。グルーヴ感もあって、ロックバンドとしてもう全然申し分無しであります。

「ふぇー、やっぱり今の日本ロックシーン、とんでもない事になっているんだなあ!」という感想が強い印象として残りました。
メジャーデビューしてない、インディーズでコレだけ凄い人たちが居る。
日本だけを相手にしてないで、「なんならコレで世界に打って出てやろうか」という野心を持って、しかもソレが「叶わない夢では無い」って実力を持った人たちがちゃんと今、ココに居る。

「うおー、凄いな、踊れる踊れる」
すっかり「予想外に良いバンド」だったので、ご機嫌になって踊ってしまうお調子者のワシ(^^;
いやー、でも、本当に「ロックバンドはお客を踊らせてナンボ」でしょう?
その点でもまさに「合格ー!!」(叫)なバンドでしたよ>BlieAN
楽しかったので、30分間の演奏はあっという間に終わってしまって、「えー、もうおしまいなのー?もっと遊んで行きなよー」な気分になるワシ(´・ω・`)

初手からいきなりノリノリになっちゃって、しまった早速Gジャン着ているのが暑くなって来たぞ。
今の汗でアルコールも抜けてしまいましたw