山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

電車で座る若い男が嫌いです 2

そしてこなた、「駅で突き落とし事件」の方。
テレビで聞きかじった情報によりますと<コレばっか(ーー;
「大学進学を<B>諦めさせられた</B>」のがどうやら一番大きな動機のようですね。

ほーらココでも「自分の人生を自分でコントロールできない男」が一人。
いや、それは仕方がない場合ってのもあるんですよ>コントロールできない
ウチみたいに、突然弟が自殺するとかさー。
それはまったくの空から降ってくる天災のようなもので、逃げ切れない事が起きるのもまた人生なんですよ。
思いもよらない事もタマには起きるっつーの。
でも、それも受け入れる事も大事だけど、それを受け入れた後に、自分の力でその天災をはねのける事が必要とされる場面はいくらでも出てくる訳で。

この突き落とし事件の彼も、「働きながらお金を貯めて大学に通う」って決めたようで、大阪の職安とかも訪ねていたようですが。
「もうちょっと高校在学中にドーにかならんかったとかいな?」
が、正直な感想です。
(大阪って経済が冷え込んでいるらしいし<伝聞)

例えば、東京に出るとか、(本人が本当に優秀な生徒だったとしたら)奨学金を受けるとか。自力で働きながら大学にも通える新聞奨学生になるという方法もあると思う。
ちゃんと就職して、二部に通うとか__手段はあったはず。
でもそれを何もしてなかった気配なのが(していたかもだが)、「何故?」と思う最大の部分です。

この本人がもしかしたら、「高校時代は夢(妄想?)の中にいた」って事なのかもしれませんが(「オレ様は有名大学に一発で合格して、ゴウヂャスなキャンパスライフを送るのだー!」等の現実離れした夢物語があったとか?)
でも、現実はそうじゃない。

夢が叶うのは誰かのおかげじゃない(BY山中さわお
ドーしても戦わなければいけない場面って人生に何度も訪れる(と、47歳のオバは思う)
その度に勝負しなければいけない事って何かしらあるんですよ。
勝負には勝てなくても良いんです。
負ける事もあるけど、本当に負ける事ってのは「逃げる事」(自殺とか犯罪)なんですよ。
勝てなくても力強く精一杯勝負すれば、それは「負けない」んですよ。

多分、この事件の子は、それを知らなかったんだろうなあ__と感じた訳です。
明日も続く。