山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

全国民キム・ディール化計画

夕べ、良い子の家にはサンタさんが来たらしいですね。
我が家にもやって来て、娘ズの為にクリスマスツリーの根元に、骸骨柄の半纏と、絵本とアニメーションスコープセットを置いていきやがりましたよ。

大人組は、ワシから夫へマフラーとニット帽子のセットを、夫からワシへはピロウズのスコアブックを。
手作りのお誕生日ディナーを家族で食べて(我が家ではクリスマスより、夫の誕生日が優先される)NHK Hi-Visionフィンランドからの生中継スペシャルを見て。
静かに平和に更けゆくイヴの夜でありました。

でも、昨日、そのフィンランドからの生中継スペシャルを見ていて気がついたんだけど。
フィンランドの人って、全国民おしなべて、「総キム・ディール」なんで「へー」と感心してしまいました。
町中に住んでいる人も、北極圏に住んでいるサーミ(トナカイの放牧をする民族)の人たちも、おしなべてみんな、キム・ディール。

「ワシもこの国へ行ったら、標準サイズ__ってか華奢な部類になれる??」

親子四人、すっかりフィンランドの魅力に夢中になってしまい、
「いつか、行ってみたいわあ」と「ほっこりさん」になって呟くのだった。

あ。「ほっこりさん」と言えば<「思いつきで書いている日記」の本領発揮中

先日、CSにて「クラムボン」の今夏ツアーのファイナルの模様。
日比谷野外音楽堂での様子をドキュメンタリー風に撮ったものが放映されたんですよ。
一応、一般常識として、クラムボンがどんなバンドなのかは知っているし、楽曲も聴いたことがあるので、
「どれどれ、常識の範囲だからちゃんとライヴも見ておきましょうかね。ロックバンドはやっぱりライヴ見ないと何も判断できないからね」
とかなんとか言いながら見たんですけど<いつも「理屈が多い」なワシ(--;

「いやー、素晴らしかった!」
もう、文句なく、素晴らしいですな!!>クラムボン

「もう、日本の音楽業界に矢野顕子坂本龍一もイランね!アメリカから帰ってこなくていいよ!!だって、イラナイもん♪」
と、見終わった後、快哉を叫ぶワシが居ました。

もしも、音楽に対して情熱が無くなったのだとしたら、音楽なんて続ける意味はないんだよ。
死に体のままで、惰性で続けて、フィルターをつけたままでの鑑賞しか許せないモノに成り果てたのだとしたら。
「引退」
それが正解。