山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

the pillows LIVE @ NHK BS-2 落ち穂拾い編 4

この番組ドキュメンタリーですからね、一般人へのインタビューもあったんですよ。
会場(=Zepp東京)前で開演待ちして並んでいるお客さんにカメラを向けて、「ピロウズのどんなところが好きですか?」と訊ねる簡単なモノでしたけどね。

で、番組中で実際オンエアされたバスターズの皆さんの内訳は、男子高校生三人組、中年女性(^^;5人組、外国人男性二人(それぞれバラバラにやってきた白人青年)、ファン歴16年の高齢(おっさん?)バスターズだったわけですが。

高校生が可愛くてねー。
ウチの長女と同い年のようなんですが。
「この素晴らしいバンドのことを日本中の人に知って貰いたいです!ピロウズ大好き!!」
という力説ぶりに、彼の「ピロウズに夢中」という気持ちがよく出ていて、微笑ましくなりました。

中年女性グループはさておいて(「この人達、最前列でやたらメンバーに話しかけている人じゃない?」__というウワサを小耳に挟んだんだけど。もし、本当にそうだったら、アレ、止めてほしいんだけど__と、ココでお願いしてみる)
ファン歴16年の高齢バスターズさんは、
ピロウズって年々格好良くなっていくバンドです」
と控えめに熱く語ってらっしゃいましたね。

外国人の青年二人は、ヒゲの方はアニメファン経由?
もう一人の金髪青年の方は「必要以上に美形」で、ライヴ中も目立っていましたね。
途中でさわおからもいじられていたし。
「金髪のお客さんが居ると、イングリッシュソングがドキドキするじゃないか」と(^^;

で、ライヴ中も観客席がよく写るのですがこの金髪青年、背は高いし美形だしで、大勢の中でも目立つんです。
「あはは、よく写るね」とか笑いながら見ていたのですが。
「swanky street」の演奏中。
ワシは気づいてしまったのです。

ピロウズはこの「心中の歌」を演奏する時にもう以前のように、ギターソロで取り乱したりとっちらかったりはしません。
力強く、逞しいソロを聴かせてくれます。
「壊れも良いんだ」と覚悟を決めた熱い気持ちが伝わってくるソロです(大好き)

その力強い演奏に合わせて、さっきインタビューで答えていた高齢バスターズさん(30代後半男性)が拳を振り上げて、「万感の思いを込めて」みたいな顔をしてその金髪青年の後方で踊っていらっしゃいました。
彼がピロウズと共に歩んできた16年の歴史が胸に迫る瞬間でした。
彼もまた、ピロウズとシンクロしていたのです。