山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「official bootleg vol.015?20th Anniversary?」

夕べ出かけたbloodthirsty butchersの結成20周年記念イベントが素晴らしかったので、今日はその事を書きます!
本当に素晴らしい夜でした。
参加できた皆さんは果報者!!

eastern youth
とにかく、この夜のベストと言っても過言ではない!!(断言)<オイオイオイオイ
演奏が終わった途端に、思わず、「もう、ワシ、今夜は満足した!もう帰ってもイイぞ!!チケット代3000円分の感動は十分に味わせて貰った」と口走ったほど。
どんなバンドなのか?ちゃんと知っていた筈なのに。
いやー、バンドって本当にオソロシイですね。実際に生演奏を見てみないと、その本質はワカラナイ。
何度も思い知らされている事なのに、改めて驚かされました。
本当に本当に、素晴らしいバンドです。日本の宝です。

砂浜に咲いた鉄製の花。サボテンに似た形の花。
その花びらはよく見ると錆が浮いていますが、その美しさに思わず引き込まれて、指先で触れようとすると、「すっぱり」とその切れ味は思った異常に鋭くて、みるみる血が噴き出します。
まさに、極北でかき鳴らされるロックミュージック。

あまりの美しさに絶句してしまいました。
あと2曲も聴かされたなら、ワシは道に迷った子供のように、その場で立ちつくして大号泣してしまった事でしょう。
なんとか涙のダムは目の縁で留まっていてくれましたよ。
ウチの長女は一曲目から感動のあまり、涙が滲んだそうです。

BEAT CRUSADERS
あまり多くは語りますまい。
でも、「ファンを見ればそのバンドのことがよく分かる」とだけ申し上げておきましょう。
早晩、「忘れ去られるスピードが最速のバンド」になる予感がします。

bloodthirsty butchers
もう、素晴らしい!素晴らしすぎる!!
モニターのおかげか?先日のFACTORYの時みたいな事は起きませんでしたね。
ヴォーカルもちゃんとしてました(^^;
場内の、壁を床を空気を震わせて全身で受け止める爆音のシャワー。
ウチの長女が終演後に漏らした感想を最後に書き留めておきましょう↓

「轟音が骨まで響いて、実は自分はカラッポな中身のないニンゲンなのじゃないのか?と疑う気持ちが出てくるけれど、ワタシのその空白をこの音楽が満たしてくれる。ワタシはそれが判ってシアワセ者です。音楽って本当に良いね!」