山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

テレビライヴ観戦記<アルツ頭対策備忘録日記

・やすしーず
メンバー三人が「横山やすし」の扮装(=黒縁のメガネ+三角形の付け眉毛+白い船員帽子+エンブレムの着いたジャケット姿)で往年のヒットナンバーを替え歌にて(しかも、横山やすしの言動を織り込みながら)歌うという趣向。
夫は、「寒い、寒いよ」と言っていたが、ワシは不覚にも大笑いさせて貰った。
結婚式の余興用に結成されたバンドらしいが、コレはコレで面白いと思う。
だって、この飽きっぽいワシが彼らの演奏を最後まで聴いて、しかも「早送りの刑」にすらしなかったというのは、大したものだと思う。

嘘つきバービー
見た目がすっごく気持ち悪いバンドなんだが、なんともしれない愛嬌とグルーヴ感がある。
「ロックバンドとして一番大事なのは、グルーヴ感があるのか?無いのか?だ!」
と、言うのはワシの「価値基準」なんだけど(^^;
彼らの演奏が面白くて最後までキッチリと見てしまった。
ワシ的には「GREAT ADVENTURE」より、よほど「イケル!」と感じる。
もっと日本的で、往年の「たま」を思わせる歌詞センスだが、このバンドの出発点が「グレイのコピーバンドだった」というのに衝撃を受けた。

bloodthirsty butchers
本当に素晴らしい!いやー、チケット買って良かった。無理してでも見に行くことにして大正解!!だわ、こりゃ。
今のブッチャーズは本当に素晴らしい。今、この時こそ見ておくべきバンドだと思うよ、ホントに。
ああ、ライヴに行く日が今から楽しみだワクワク♪
「見るべき時期にちゃんと生演奏を見ておくこと」
これもワシの、「ロックの楽しみ方価値基準」の一つです。

・METAL CHICKS
http://www.metalchicks.net/
「カッコイイ」とはよく人づてに聞くけれど、「どんな風にカッコイイの?」と謎だったバンド。
やっと見ることが出来ましたよ!
「やっと会えたね?」<辻仁成(ウゲ)
とにかく、とにかく、カッコイイ!&男前!!(40前の女性二人組のバンドなんだが)
無茶苦茶ソリッドでタイトで、しかもヘヴィ。
素晴らしいグルーヴを持ちながらも先鋭的な感覚と熱いロック魂が同居している、空前絶後の存在ですな!
「うおおお、こんなカッコイイバンドが日本に居たなんてー!?」とビックリしましたよ。
一緒に出演していたコーネリアスより先鋭的、ストレイテナーより男前。
このバンド、日本より海外(それこそヨーロッパとか)で人気が出そう。
彼女たちには日本は狭すぎる。