山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

長女は自分で解決する

夫が、「じゃあ、お父さんが明日にでも担任に直接電話して、説明を求めよう。納得のいく理由を聞かせて貰わないと気分が悪い」と言っていたのですが、しかし。
その後、我が長女が、
「自分で直接、担任にキチンとした説明を求めるから、電話はいいよ」
と言うので、両親といたしましては、固唾を飲んで見守っていたのですが。果たして。

夕方、クラスマッチから帰ってきた長女を迎えに行くと、
「先生に説明を求めたら割とちゃんとした答えが返ってきた」と言うではありませんか。
「で?なんだって、先生は?」と訊くと、
「11月にも同じようなイベントがあるので、10月のイベントに係として呼び出されなかった生徒は、その11月のイベント時に呼び出されるので、今週末に出るか?11月に出るか?ドッチが良いですか?__って言われたから、今週末出ますって返事してきた」との事。
それとやはり特待生は「学校の顔」なので、一杯活躍して貰わないと困るらしい。
本当は長女の才能は学校以外の部分にあるんだけどなあ。それを学校が知らないのはとても、残念な事だわ(親バカ)

でもまあ、自分の問題は自分で解決できるようになっちゃって、長女も大人になったもんだ。
親の出る幕が少なくてチト、寂しい。
自分で納得のいかないことがあれば、自分で直接解決する。
いつのまにか大人になったものである。
でもタマには親を頼ってね、自分ではどうしても解決できない問題にぶつかったら、ちゃんと父ちゃんと母ちゃんの事を思い出して欲しい。

しかし、今回のことで、ワシ自身が「高校なんて屁でもない」と思っていることがバレちゃったなあ。
どうしても大学に行くと言うのなら、大検という手がある。
もしも何か職人になりたいのだったら、弟子入りという手がある。
教養と学歴は別物だし、学歴よりも教養のある大人になってもらいたいと、ワシは密かに考えている。
「学歴がナンボのもんじゃい!」と長女に言うと、
「普通のお母さんはそうじゃないよ。とりあえず、高校ぐらいは出てくれ、何処でも良いから大学に入ってくれってクラスメイトの親御さんなんか言っているみたいよ、それでよく親子ゲンカになるらしいよ」と長女が言う。

そんなツマラン事でケンカすな。
「ワタシ、生きてても何も楽しくないの」とか子供が言い出したら、ウチでは大ゲンカ(というか、ワシが泣きながら鉄拳制裁)になりそうだが。