山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

夏フェステレビ観戦 その2

サマーソニック
結構豪華な顔ぶれだったので期待していたのですが、なんだかねー。
レミオロメンの後に出てくる外タレさんに対して妙に申し訳ないような気持ち(「こんな不安定な歌声でも彼らプロなんですよ、すいませんすいません」「昔はもっと良いバンドだったんですよ、すいませんすいません」)になったり。
まー、フジロックに比べたら「味噌も糞も一緒」度合いは低いとは言え。なんだか熱演&力演が少なめな気がして__そしてそういう中途半端なライヴを見ると、いつもブスブスと気持ちが不完全燃焼を起こしてしまって、なんだか不機嫌になってしまうワシなんですが。
そんな中にも目が覚めるようなパフォーマンスがあって、ソレが素晴らしかったですね。

まずはシンディ・ローパー
ワシ、彼女のファンで。その昔、マドンナ派とシンディ派に洋楽ファンは割れていた時代があったんですが、ワシは断然シンディ派でしたね。
彼女のボヘミアンな感じ。素晴らしい歌声。きさくな人柄。そんなところが好きで。
で、今回のこのサマーソニックのステージはまさに、「ワシ、貴女のファンで良かった!素晴らしい!!」と思わずテレビ前でスタンディングオベーションをしてしまうぐらいの素晴らしいパフォーマンスでしたよ。
感動しましたねえ。
彼女一体、今、何歳なんでしょうね?往年の全盛期よりさらパワフルに、さらに磨かれた歌唱テクニック、そしてなにより卓越した、彼女の人生の奥行きそのものを感じさせるその表現力にノックアウトされましたよ!
「こりゃ、いいもん見たわー」とシミジミ感動しました。

あと、もう一つのベストパフォーマンスはペットショップボーイズでした。
実に実にイギリス的なしゃれのめした演出で、素晴らしい。もう現代アート!って感じで。
これも素晴らしかったですねえ。

えー、ワシの最愛のピロウズも出ていたんですがね。
「照明のセンスが古くさい」orz
スモークを焚きすぎて、メンバー全員ステージ上から消失してましたよ。
しかもストロボのフラッシュのタイミングが悪くて、せっかくの素晴らしい渾身のギターソロが「なんも見えんわー!」ヽ(`Д´)ノウワァァン!!

か、悲しい・・・orz
もっすごい、悲しい・・・・(泣崩)