山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Wake up! Tour 9/22 @Zepp Fukuoka 8

(注意!)
本日の日記には重大なネタバレが含まれます。
これから予備知識ゼロでWake up!Tourへ行かれる方は、どうぞ読み飛ばして下さい。














さて、今回のツアーで最も変わったのが、「結成18年にして初めて、舞台監督がつくぐらい大がかりなセットや演出が加わった」所ですね。
まず、シンちゃんの位置が高い!
成人男性の身長くらいある高さの「ひな壇の上」にドラムセットごとおわします。
「いよっ!さすがピロウズの指揮者♪」
いかにも「ピロウズのグルーヴを司る指揮官」という感じでステキです。
いつもはよく見えないシンちゃんがこのひな壇のおかげでよーく見えるので、嬉しくなって「シンちゃーん!」とワシは何度もコールしてしまいました。
そのひな壇の周囲には電飾もついていて、音に合わせて色を変えながら点滅します。
そして「デッドストック・パラダイス」の前奏に合わせては、なんと天井からは電飾でギラギラ光り輝く「the pillows」のロゴも降臨。
コレで客席は一気にヒートアップ。
後半、「LITTLE BUSTERS」ではこのひな壇の背後から三体のバスターくんが登場!
一気に天井近くまで膨れ上がり、巨大な姿(6m以上?)を現します。
左から黒バスター(シンちゃん?)くん、中央オレンジバスター(さわお?)くん、右には白バスター(真鍋代表?)くん。
「そうそう、バスターくんは三体いないとね♪」<淳は?(半泣)
曲に合わせてこの巨大バスターくん人形の空気を抜いたり送り込んだりするので、ユラユラと揺れたり膝を曲げて踊っているように見えて面白い演出です。
さわお念願の「曲に合わせて両腕がグルグルまわるバスターくん人形」まで、もう一歩ですね。

で。
肝心の音の方ですが。
真鍋代表のギターの音が、また変わっていましたね!
すごく嬉しい。
この彼のギターに対する探求心にいつも感心させられます。
ライヴを見る度に必ず、音は変化する。それも間違った変化には決してならない。
いつも彼の目指す方向、望む音がどんなモノなのか?どんな表現を狙っているのか?が如実に理解できるようになっているので、「やっぱり目が離せないなあ」と感心します。

今回、最も音が変わっていたのは、「スケアクロウ」のギターソロでしたね。
最初聴いたときのジャグマスターでの大泣きなエモーショナルなソロでは「ちょっと置いて行かれた?」という気がしたモノでしたが。