山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

中越沖地震

地震大変ですね。
つい数年前に自分も体験したので、その大変さは想像出来ます。
被災地の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。

丁度、中越沖地震が起きた日に、ワシはいつものようにボイスと散歩に出かけてて、小雨の中速足で歩いておりましたら、畑で仕事中の近所の奥さんに、
「ボイス、散歩、がんばれー」と声を掛けられて(ボイスが老犬なので応援してくれたらしい<まだまだ元気ですが)帰ってきて(^^;

汗をかいたのでシャワーを浴びて、身体を拭きながらラジオを聞いていたら(洗面所にラジオが置いてあるので、入浴したり、洗濯物を干したりしながらNHKを聞くのが習慣)、この日は祝日だったので、ラジオでは公開生放送の最中でした。

丁度、嵐山光三郎が出てて、対談の取材中に危篤状態に陥ったのに、駆けつけてきた主治医が自分の面倒を観てくれなくて、__みたいな話をして会場の笑いをとってて。

すると司会のアナウンサーが、「今、会場が揺れています」と突然発言し、会場のザワザワという恐怖を含んだざわめきがラジオから流れてきて。
地震のようです。長い時間揺れています」とアナウンサーが伝えると、何を思ったのか嵐山光三郎が、
「なーに、こーゆー揺れの時は案外被害なんて無い物なんですよ、ふわっはっは!」と笑ってて。

「不謹慎な奴。コレだから団塊の世代って嫌いなんだよ」(自分を大物に見せようとして、的外れな事を平気で言えるこの神経。もしもどっかで甚大な被害が起きていたら、お前が責任とってくれんのかよ)
と思ったらその次の瞬間、ラジオでの嵐山光三郎の発言は「ブツリ」と中断されて、渋谷のNHKスタジオに放送が切り替わり、
「放送の途中ですが、渋谷のNHKスタジオからお送りします。只今、渋谷のスタジオも揺れております。長い揺れです」と女性のアナウンサーが早口に喋り出して、
「あ、コレはドッカで大地震が起きたんだ」と理解しました。

こんな時、一番早いのはネットですね。

スグに服を着て、ネットを確認しに行きました。
東京、甲信越地方の人たちが騒いでいました。
どうやら震源は新潟らしい__とも判りました。

「じゃ次はテレビ」とMacの前から離れて寝室のテレビを確認しに行きます。
原発が燃えてました。ボーボーでした。