山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

藤田敏八が元ネタか?

と、言う訳で、コレは、
連合赤軍メンバーの中には梶芽衣子のファンも居たようだ」
と、見るのが妥当なラインなんでしょうね。

因みに、昨日の日記のタイトル「百匹目の猿」は既にその根拠となる論文が、ライアル・ワトソンのねつ造である事が、本人の口から語られていますので、「んなこたーナイ」んですよ。
もしも「百匹目の猿」理論が実在するとしたら、日本は第二次世界大戦で負けてません。
おっと、話がそれた。

多分ね、「あしたのジョー」とか本気で読んでた人たちだから、「野良猫ロック」のシリーズだって普通に見てたってなんら不思議ではナイ筈なんですよ。
なので、連合赤軍が銃砲店襲撃後、道に迷いながら軽井沢に辿り着き、浅間山荘に立て篭もったのも、実はこの映画が、原因の一つにあるのじゃないのかな?
もしそうなのだとしても、「そんなに不自然な話しじゃない」って事です。

あと、もう一つ、気がついた事↓
藤竜也はいつから藤竜也になったのだろう?

因みに第1作「女番長 野良猫ロック」では藤竜也藤竜也じゃありません。
ワシ、最初、全然判らなくて、「藤竜也がどこに出ているのよ?」といぶかしく思っていたら、映画中の主要人物である「短髪角刈りチョイデブ梅宮辰夫似の右翼オサーン」が藤竜也その人の若き日の姿である事に気がついて、愕然としましたよ。
「このデブのドコが藤竜也ー!?」

ところがね、第5作の「野良猫ロック 暴走集団'71」になると「ワシが知っている藤竜也」になっているんですよ。
引き締まった身体にサングラス、チョビヒゲ、前髪ハラリ系。
なんとなくハスに構えた無頼派?みたいな。
コレはドーユー事でしょう?

記憶を掻き分けてみても、ワシが藤竜也藤竜也として認識したのは「時間ですよ」が最初だったような。
その時は既に藤竜也藤竜也でしたね。

何故、一年チョットでこんなにも彼は変わったのか?
「女番長 野良猫ロック」では役作りの為にワザと太って短髪デブ専好み系に変身して見せていたのか?
でも、藤竜也ってどんなドラマに出てても、どんな役を演じていたも、「ザ藤竜也」じゃなかったっけ?

そしてココでワシは気がついてしまったのです。
「この『ザ藤竜也』のスタイルって藤田敏八監督そのもの。コピーじゃんか」
もしかしたら、「野良猫ロック」シリーズを藤田監督が撮った事によって藤竜也は影響を受けたのではないか?と。
だって、まるっきりコピーですよ?