山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「野良猫ロック」シリーズの番宣(CM)

チャンネルNECOで今、「野良猫ロック」シリーズ(全5作品)を一挙放映してるんだけどさあ。
これ、無茶苦茶面白いのね。
当時、ワシは子供だったので、なんとなく「ゴッドねえちゃん(とは当時マダ、呼ばれていなかったんだが)が出ている映画があるらしい」というのは知ってはいたけどね。
なんとなく「スケバン」とか「不良」が出て来て、バイクで走り回る映画__程度の認識だったんだけれど。

今回初めて、ようやく、その実物を観賞しちゃったワケなんですけどね。
いやー、いわゆる「風俗映画」(イヤラシイ意味じゃなくて「時代を映す風俗」って意味ね)で典型的なプログラムピクチャーなんだけど、なんとも面白い&魅力があるですよ。

映画的な評価は低いけど(内容があまりにも「アタマ悪すぎて」て)
なんとも魅力がある。
時代をよく反映してて、本当に面白い。
この映画が作られた1970年?の当時の日本の精神的な変遷が、よーーく顕れているなあと、ひたすら感心いたしましたよ。
オバチャン、リアルタイムで知っている世界だし。

音楽もソウデスが、実は、映画も、時代からは逃れられないって事なんですね。

で、その「野良猫ロック」シリーズを、「面白いなー」と思いつつ2作品見終わった所で、次ぎに夫が見終わるのを待っていた(ここ数日、仕事が忙しかったので、「一緒に見る」という事が出来なかった。故に「時間差観賞」となった)んだけど、夫が見終わるや否やワシの所に駆けつけてきて、
「この『野良猫ロック』シリーズの番宣にピロウズが使われていたの見たか?」とワシに言うではないか。

「え?ピロウズ?そんなCM見てない」と慌てて再確認。
はいな、映画本編終了後に入っているCMに確かに使われておりました。
ピロウズの2002年作品「Thank you, my Twilight」に収録されている「ビスケット・ハンマー」って曲でした。
カッコイイ、ギターの前奏から、ちゃんとボーカルが入って、「人類は不感症に浸って?♪」って部分まで使われていましたよ。

夫が、
「CM見ながら、『あれ?なんかカッコイイ曲が使われているなー。んー?俺、コレ知っている。あ、ピロウズじゃん!!』ってビックリしたよー」と言う。
そう言えば、先日、次女が「教育テレビを見ていたら、ピロウズの『ランナーズハイ』が使われてたよ」と教えてくれてましたっけ。