山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシが決める

・去年、Zepp福岡でピロウズを二度見た時(10月と11月)、その両方で、80歳くらいのお婆様が車イスで二階席にいらっしゃっているのを見たんですね。
「関係者のご親戚かしら?」くらいにその時は思っていたんだけど、先日(3月)のスカラエスパシオの時も、同じような年格好のお婆様が、やはり二階席に、Zeppの時と同じようにして車イスでいらっしゃっていたのだ。

「同じ人!?」<今更

・スペースシャワーの特番で「くるり」のウィーンレコーディングのドキュメンタリーを見る。
くるりのファンだったら、人生が楽しそうだなあ」とワシが言うと、夫から、
「あんたはいっつもそうやって、『佐野元春のファンだったら人生楽しそうだなあ』とか言うよね」と言われてしまう。

だって、本当にそう思うんだもん。

くるりの岸田(呼び捨て)なんてさー。
あんなにクレバーで、自分で自分の事が分析出来てて、更に、自分が向かうべき方向も自分で見えてて、廻りの状況も見えてて、それでも尚且つ、ちゃんと良い作品が作れるし、テレビに出ててもカメラ目線でキチンと喋れるし。
他の人生や職業でもやって行けそうじゃんか。ズルイよなー。

というような事を言ったら、夫から、
「あんた、ソレ、誰と比べて言っているの?」と言われてしまう_| ̄|○orz

本当は言うべき事や大事な事がイッパイあるのに、自分の頭の中でソレが整理出来てなくて、しっちゃかめっちゃかになりながら、感覚だけで喋ってしまって、事情を知らない人にはナニガナニヤラ?で、その良さが全く伝わりにくい人とか?

大事な話しをしなきゃいけないのに、テレビカメラの前でそんな(自分の中でとても大切に思っている)事を話すのは照れ臭すぎて、思わずグデングデンに酔っぱらってスタジオに来てしまう人とか?

カメラに撮られるのが苦手という理由だけで、ついつい顔を背けてしまってあさっての方向をいつも向いているので、「この人は真面目にやっているのか?」と疑われてしまう人とか?

うーん。もういいや、ピロウズ
知っている人は知っているって存在で。
これ以上売れなくていいよ(ってワシが決めるな)
たまーに、フェスやイベントとかで突然オオトリで出てきて、「なんでこんな凄いバンドの存在を今まで知らずに居たんだ!?オレのバカー!!」って何人かの人に思わせる存在で十分だよ(ってワシが決めるな)