山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

イイモノを見せて貰う

mixiコミュにて、ちょっとイイモノを見せてもらった。
ワシも好きな10-FEETというバンドがあるんですが、そこのギター&ヴォーカルの「TAKUMA」という人が喉の病気で入院してしまい、ライヴがいくつかトンでしまった__という事が起きたんですな。
まあ、これだけだったらよくある話しだし、「残念だったね」としか言いようがナイんだけどね。

このmixi10-FEETコミュにてその入院の第一報を聞いた時は、「まあ、あれだけエネルギッシュなステージをやっていたら、そりゃあ入院する事にもなりかねないよね」程度に思っててそれ以上は深く考えずにいたんだが。

さすが10-FEET
バンドも熱けりゃファンも熱い。

「入院中のTAKUMAに千羽鶴を送ろう!」という企画がmixi10-FEETコミュにてスタート。
賛同者が一羽ずつ鶴を折って、それにメッセージを書いて封筒に入れて投函し、世話役の所に送り、世話役が纏めて入院中のTAKUMAに送る!という手筈の企画である。
「色や素材は自由!派手なの地味なの几帳面なのきったないの、なんでもOK!」
というフレコミで開始。
「うわ、どうなるんだろ?」と思いつつワシは見守っていたんだが(実はワシも参加したかった)、色んな人の協力の元、みるみる千羽鶴(正しくは758羽鶴)が集まって行く様は壮観でしたねー。
世話役の人は広島の人らしいのですが、各地から送られてきた熱いメッセージと心のこもった鶴達をキチンと糸で綴って纏めて梱包し、ちゃーんと事務所宛てに送って下さったんですね。

「色んな人の善意や厚意が詰まった温かい荷物だよなあ」
とワシは感心して見ていました。

丁度同じ頃、別のコミュではコミュの会員同士のいがみあい?というか、意見の相違で激しく揉めている最中だったんで、余計に「良い話しやなー」と感心していたんですね(^^;

そうしましたらなんと夕べ。
送ってもらったご本人からのお礼のメッセージがコミュの掲示板に掲載されてちょっと感動。

「みんなほんまにありがとう

届いたよ?

泣かすね、、

ありがとう 」

たった四行のメッセージでしたが、このワシの冷血の心にも沁みましたよ。
今までmixiってそんなにイイモノとは思っていませんでしたが(仲間内では楽しいけど、それ以外の場面ではねえ?)、なんか初めていい部分を見せてもらったなと。
10-FEETのファンでヨカッタなと思った瞬間でした。