山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「売れる」「売れない」の問題

・ドーパン事、DOPING PANDAミュージックステーションに出演していた。
「スター」(というあだ名のギター&ヴォーカル)が変な髪形になっていた。
「うわ、ドーパンがMステに出演している!?」と思わず叫ぶと、夫が、
「なんでコイツラが!?」<ドーパン嫌い
「どんな基準で出演者って決まるの!?」と長女。

一家でドーパン嫌いorzなのがこの瞬間に判明。
グルーヴ感が無いダンスミュージックって「致命的」って思えるんだけどなあ。
いつの間にかドーパン、売れ売れじゃないか。
世間の「売れる」の基準が、よくワカリマセン(--;

・CSを観ていたら、むかーし(ブレイク前)のレミオロメンのPVを放映していた。
レミオと言えば、「こんなあぁーーーゆきぃー、ねえ、本当は一体どんなメロディなのー?誰か、おーしーえーーてぇーーーー♪」とワシの鼻歌で(家族間では)お馴染みのバンドであるが。

「へー、昔は良いバンドだったのねえ」<大きなお世話

と、素直に感心した。
今みたいにとっちらかったメロディを調子っぱずれに大声で力任せに歌う__というスタイルではなく、真面目に、地味だけどいい音楽を一生懸命にやっている感じが見受けられて、とても好感が持てた。

「なんだ、昔は良いバンドだったんだね」<ほんっっと。大きなお世話

「でもなんか、この感じ、どっかで見た事有る」とボンヤリ考えていたら、夫が横から、
「良いバンドだけど、地味過ぎてこれじゃ売れないよー。やっぱりプロデューサーが色々味付けしてアレンジして、今の売れ線なレミオがあるんだね」と言う。
「えー、わけわかんないメロディを音痴に歌う今の曲より、この頃の方が良いと思うけど」と言うと、
「アンタは世間が何を欲しがっているのか全然ワカッテナイよ。そんな地味だけど真面目に良い音楽を作っているなんてのは、世間は欲しがってないし」と夫。

ひぇ?。それって怖い事だよ。
そして、「この感じが何に似ているのか?」を唐突に思い出したワシ、夫にこう言う↓

「え!?じゃあ、『てるる...』も売れ線プロデューサーとか導入しちゃうと、こんな風に変わっちゃうっての!?ソレはいやだぁ????」
すると、夫、
「いや、『てるる...』の場合、敢えて自分たちでわざと売れないように頑張っている気配があるから、大丈夫」

全然大丈夫じゃないし、ソレ。