山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Wake up!Wake up!Wake up!全曲レビュー その6

「プロポーズ」に一つ、書き忘れていた事↓
「心の聖火リレー、メラメラと燃えているんだよ」ってのも、多分、「自分が受け継いでいるロックミュージックの歴史の一端」って事なんでしょうね。
ガンガレ、さわお、ガンガレ。

04.スケアクロウ

この曲については散々語りましたけど、まだ語るデスヨ(^^;
この曲を最初に聴いた時(2006年10月)に、ワシ、もう「ピン☆」と来ました。
「ははあ、さわお、映画の『スケアクロウ』をさては見やがった(?)な?」と。
だって、アレは浮浪者の中年男二人の友情物語ですもの。
さわおだって、一年中日本中をヨロヨロ移動して廻ってて、着古した洋服(スケアクロウ=カカシ=着古した洋服を着ている)で貧乏暮らしで。
「似たようなモンじゃん?」<暴言

そしてこの曲が名曲「Please, Mr.Lostman」の10年後であるという事も瞬時に理解できました。
あの時はあんなにも涙で前も見えず、未来の事なんか考えられずに、ただただ道に迷って途方に暮れて、ひたすら夕暮れの中を歩いていたのに。
「こんなにも立派になって」(号泣)
「ねじ曲がった時代なんて関係ない、僕らは出会った。それが答えだろう」って言ってただけだったのに。
大事な事は口にしなくても、お互い、同じ事を感じている&考えていると知っているよ__そんなそっけない形での『信頼』だったのに。

ここでは「寂しくない悲しくない、僕の為に君が笑う」「神様より、君を信じる」と、素直に熱烈な愛の言葉をかけて来ます。
「本当に素晴らしい」(再号泣)

___この曲、聴いていると面白いほど「泣ける」んですよ。
その美しさに、力強さに。その友情にお互いへの篤い信頼に。楽曲の美しさに、詩の力強さに。
ストリングスも本当に素晴らしい。品があって、抑制が効いているのに、感動的。

web上で個人のファンサイトとかを見ると、このストリングスに対して懐疑的というか、「avexに命令されてやってんじゃねえの?」とか「売れ線狙っててガッカリだね」とか本気で書いている人が居て、読んでいるコッチがガッカリしますね。
「そんなバンドじゃないのになあ」(´・ω・`)ショボーン

一体、こういう「自称ファン」の人ってバンドのドコを見ているんでしょうか?
ドコを理解しているんでしょうか?
因みにウチの次女(8歳)もこの曲を聴いていると「感動して涙が出てくる」そうです。