山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Wake up!Wake up!Wake up!全曲レビュー その5

(プロポーズの続き)
で、その「変な曲」という印象のまま(なんか「古くさいR&R」に聞こえたので<録音状態も悪かったし)
「生で聴いて見たいな」と思っていたら、思いの外、そのチャンスは早く巡ってきまして。
はいな、例の2006年10月にあった「new big bang tour」ですよ(ミスチルの前z_じゃなかった「対バン」ツアー?)

まあ、生で聴いたらこの曲の無茶苦茶カッチョイイ事!
もう、脱糞ものでカッコイイですよ!!
ビックリしすぎて腰を抜かしました。

重いグルーヴに乗って、エッジの効いたジャグマスターが吠える吠える!
そのソロのこれまたエッチな事!!(思わず赤面「うふぅ??ん♪」)

やっとココで歌詞も一部、聞き取れて、
「高所恐怖症のパイロット、ミネソタアフロの神父、ボウリングのピンの気分、恐竜達の天国。そこから何が見える?」
って、何!?
「頭がおかしい男の歌」って事かしら??と、ワシ、目が白黒になりました。

でもこのグルーヴが気持ち良くてねー。
踊れる踊れる。ガンガン踊れる。しかも踊ってて超気持ちイイー!!(古)

「なんだ、すっごい良い曲じゃん。しかも、新境地?」という印象で大変満足しました♪

で、その次に、生で聴いたのがその翌月、2006年11月の七隈祭にて。
ココではもう、曲は完全に身体に入ってますから、前奏からノリノリですよ。
前を見ると長女もモッシュジーンにてガンガン踊ってます。
で、この時に初めて他の歌詞も耳に入ってきました。

「ビリビリに破いたふざけた歌ばかり、いい加減嫌われても良い頃だ」
あれ?もしかして、この歌って、いつもの「The 山中さわお song」?(基本、常に「自分の事」を歌う人なので)
「つまり、コレは自分の事を歌っているって事か?」
「この『頭のおかしい男の歌』が!?」
と気がついたワシ。
このユーモアには思わず笑いましたね@ライヴ中

すると、最近のインタビューにて、
「アレはメンバーに向けた歌」と山中さわお本人が語ってて思わず_| ̄|○

どれだけ、どれだけ(年上で自分を支えてくれている)メンバーに求愛すれば気が済むのだー!?コレで何回目だーー!?
でも「僕の事引き受けてくれよ、ずーっと。枕、並べて♪」
とか殊勝に可愛い事を言っているので、
「あぁ、本気なんだな」と理解しました。
まあ、「バンドをやる」ってのは結婚している_みたいなものでしょうし。