山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Wake up!Wake up!Wake up!全曲レビュー その4

02.YOUNGSTER(Kent Arrow)

さ、やっと二曲目です。このペースでやっていってたら半年後もまだ書いている予感がありますので、さくさくっと進めちゃいましょうかね。
えー。この曲は3コードのシンプルなR&Rでして、明るく楽しいPOPな曲です。
最初に聴いた時は、
「おお、懐かしい。昔のMTVのジングルってこんなリフだったよね?」と思い出しました。
ビークル(ビートクルセイダース)のBECKのオープニング曲もこんなだったっけ?」とも。

なんでもレコーディングはこの曲が最後だったそうで(インタビューによる)
「こんな感じの曲が足りないな」と思ってレコーディングの最後に、さくさくっと作って録音したものだそうですね。

しかも()内のKent Arrowってのはアンダーザカウンター
http://www.utcweb.jp/main.html
のギター&ヴォーカル関谷 謙太郎の事だそうで。
元々ピロウズのファンで音楽を始めて、今や「期待の若手」ですものね>アンカウ関谷
その若手(=Youngster)に向けて、「音楽を続けて行く事」を説いている歌なんですね。コレ。
いや、そこまで「上から目線」じゃないけど。
「過去は変わらない。未来を変えられるのは自分だけ。やり続けろ」と山中さわお、若手を叱咤激励します。

「ふーん、大人になったねえ」
でもこんな前向きで楽しく明るい(ひねくれてない)曲を「さらり」と書けるようになった。
「作ろうと思ってさくっと作れるようになった」というのは、「良い精神状態なんだろうなあ」と思う訳です。

手拍子も楽しくてね。
「パンパン、パパパン、パ、パ、パ、パパン☆」
ライヴで盛り上がりそうです。
20年近く音楽を生業としてやり続けてきた事の結論がコレだというのなら、本当にそれって素晴らしい事だなあと、素直に感じる一曲。
「青い春を歩き続ける限り、道は続くんだ」人生のテーマソングにしたいですね。

03.プロポーズ

最初に聴いたのは、去年のUSツアーでのアメリカ人ファンによる密録にて(スマヌ)
第一印象は「ついにさわお、頭がオカシクなったのか!?」でした。
いやー、このシンプルなR&Rってのがねえ、馴れなくてねえ。
歌詞もよく聞き取れないし、「なんだこりゃ?」という印象でした。

明日に続く