山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

突然二者面談

長女、学校で「突然二者面談」が行われたそうで。
担任から成績の事で誉められたらしい。

長女は大学進学に関しては、ワシの実家に下宿して、某国立大学に通うつもりに(勝手に)している(長女は将来獣医になりたいので、獣医学部の歴史と伝統のある大学を希望している)のだが、担任からもうワンランク上の国立大学を勧められて、
「今の成績から万が一、もうちょっと落ちたとしても(もうワンランク上の国立大学の)合格ラインだよ」と言われたらしい。

「えー、先生、その大学だとウチから自転車で通えるんですが」と応えると、
「あら?いいじゃない?」と担任。
「いや、そうじゃなくて」と長女。

すると担任が、
「英語が苦手って言いながらなかなか良い成績じゃないですか。どういうやり方で勉強をしているの?」と訊くので、
「えー、まず朝四時半に起きてですね、単語を書き取って、それからギターの練習をして」と長女が応えると、

「え?ギター!?」と、担任。
「食いつくのはソコかよ!?」と心の中で叫ぶ長女。

「ギター、いいわね?!私も弾けるようになりたいの!研修とかでみんなでお泊まりした時に、ギター弾きながらみんなで歌ったりしたら楽しそうじゃない?」と、担任。
「えー、スピッツアジカンなら」と、長女。

「クラッシックギターを弾いているの?」と担任。
「いえ、あの、エレキギターです」と長女。
「えー!?スゴイー!!何故始めたの?」と担任。
「中学校の音楽の選択授業でクラッシックギターを習ったら面白くて夢中になってしまって。高校の合格祝いに母が買ってくれました。エレキを始めたのは今年の一月からです」と応える長女。
「指とか痛くならない?弦が痛いでしょ?」と担任。
「いや、もう練習しているうちに指先の皮が強くなったので、平気です」と長女。

「で、ギターの練習が終わって、自分で自分に英単語のテストをやって、さっき覚えた単語をちゃんと覚えているかどうかチェックするんですね」とさっきの質問の答えを続ける長女。
すると、担任、
「ギター、いいわねー、素敵ね?」とまだ言ってたらしい。

ワシの今日の予言=五月の「お泊まり研修」では担任、ギターを持ち込んで、夕飯後のレクレーションでウチの長女にギターを弾かせるつもりだな。