山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

見ただけで負けるテレビ

夫がゲンナリとした表情で、
「オレはまたしても不気味なモノを見てしまった」と呟く。
「え?今度は何?」と訊ねると、
僕らの音楽」って番組の事らしい。

ワシなんかもう、そのタイトルだけでゲップが出そうっつーか、筑紫哲也系「ブサヨ」の臭いを感じ取ってしまうので、「あ、ヤメトコ」と「廻れ右」をして遁走し、二度と近づかない類いの物件である。
「よくもそんなモン、見たわね。ゲストは誰よ?」と訊くと、
「リンゴちゃんとイチロー」だって。ぶわはははは。

「ワシだったら絶対に見ない顔合わせ」だわ、それって。
あのイチローの(贅肉で)肥大した自意識を見るのもイヤ。
椎名林檎の整形したのにあの劣化具合を見るのもイヤ。
だって「目が汚れるもん」<キャー

「そりゃあ、素晴らしい顔合わせだわね。さぞや面白かったでしょう?」と夫に言うと、夫、
「今までね、アナタがイチロー嫌いとか言うのを聞きながら、でもオレはソコまでイヤじゃないよとか思ってたけど、オレが甘かった!オレは5分とモタナカッタ!!」と「敗北宣言」してましたがな。

「具体的にドウだったのよ?」と聞きますと、
「なんかイチローがエラソーに(「イチローがエラソー以外な態度の時って見た事ないんだけど?」とワシ)僕の恩師の仰木監督って人が?とか喋ってて、もう、オマイが仰木監督を語るなっつーのっつーか、もう、我慢がナラネエ!!」と珍しく怒髪天な夫である。

「え?で、リンゴちゃんはどうだったのよ?」と聞くと、
「これがまた酷くて、ブクブクに弛んだ顔で不細工な化粧してて、もう、 もう...全てが、ヒドスギル....」

あ、鬱入っちゃった(^^;
でも、そもそもさー、ファンだったんだから最後まで責任とれっつーの>夫
そんな顔が弛んだくらいで落ち込まないでヨー。
人が年をとれば顔が弛むのは「普通の事」じゃんか。それよりも彼女の作品を愛してあげなさいよ?
え?「作品は腐った鯛」だって?

うわ、誰がそんな本当の事をうわぁなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp;

....えー、「僕らの音楽」てタイトルがイカンですな。
「僕らの?」なんて言って許されるのは橋本治くらいですよ。
僕らの音楽」なんてタイトルからしてロクでもない音楽しか聞こえてこない予感がありますものね。
そんなモノを積極的に見た人がダメです。