山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

トラちゃんの絶不調絶好調

と云う訳でトラちゃん(ギター)、我が家にやって来て一ヶ月経ちました。

長女も最初はギターの弦の交換方法もままならなかったのに、今じゃスイスイ。
切れちゃったら黙々と自分でニッパーで弦を切って勝手に弦を交換してます。
チューニングも最初は自分の耳ダケを頼りにエッチラオッチラ時間をかけてやっていたのが、今じゃ「ささっ」と出来ますし。
当初、スコアブックを見ながら演奏していたのが、最近じゃ、自分なりに音を付け加えたりフレーズを足したりして演奏してますし。
手元を見なくても随分弾けるようになり、楽しそうにしてますよ。
「あとはストラップで抱えて、踊りながら弾くのが目標だな」というとスグにやってくれるし>長女
本当に可愛い&面白い娘ですよ。
彼女がギターを抱えてぴょんぴょん飛び跳ねながら「Instant Music」を演奏しているのを見ると、
「ギター買ってあげてよかったなあ」と思います。

きっと、こうやって試行錯誤しながら毎日ちょっとずつ、どんどん上達していくんでしょうね。
毎日「育成ゲーム」を見ているようで面白いですよ>長女のギター修業
「たまごっち」より断然面白いです。

あ、そういえば、先日珍しく長女がトラちゃんを抱いてない日があり(大抵、学校から帰ってきたら夕飯までの時間、トラちゃんを抱えてギター修業をしているので)不思議に思い、
「どうしたの?」と訊くと、
「今日はトラちゃんの音がおかしい」と言うんですね。
「へー、どんな風に?」とちょっと弾いてもらいますと、ホントに。
確かに音にいつもの精彩が無いんですよ。
いつもの「ギャワギャワ!」と噛みつくような音が出ない。

「え?トラちゃん、壊れたの?」と訊きますと、
「いや、多分、朝から雨が降り続けているから湿気で弦とかに影響が出ているんじゃないかな?押さえた感じも全然違うもん」と長女が言います。

「はー、そんなモンですか?」<ギターの事を良く知らないので
とまあ、適当に話しを訊きながらその日はソレで終わったんですが。
翌日、長女の部屋から「いつもの元気なトラちゃんの声」が聞こえてきましてね。

「治ったの?」と長女に聞きますと、
「今日はトラちゃん、絶好調!良い音出してくれているよ♪」と長女が嬉しそうに言います。

ふーむ、ギターって生き物なんですね。