山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

渋くなんかならない

「そう言えば渋さ知らズって今は何処のレコード会社所属なんだろう?」(確か、昔はインディーズだった筈)
フト気になって調べてみたら↓
http://www3.alpha-net.ne.jp/users/poipoi/main/main.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%8B%E3%81%95%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%82%BA

なんと「あの」avexなんですねー。わー。ピロウズと一緒ー♪(棒)
未だにピロウズの移籍問題に関しアレコレ言う人もタマに見かけますが。
「もう、その話題は古い!」と言って終わりにしましょう。だって新曲の「スケアクロウ」良い曲じゃん。
確かに色々問題のある会社かもしれませんが、でも「なかなかお目が高い!」って選択もしている会社だと思いますよ。

ワシが見た、この渋さ知らズのライヴの模様は、2006年1月の「渋旅始め」の記録だったんですがね。
なんとこのライヴ、渋さ知らズのシャーマンというか、観客とプレイヤーと繋ぐ「依り代」であるところの「赤褌男=フィッシャーマン」が膝の骨を骨折して入院治療中のモノでありまして。
「フィッシャーマン無しで渋さ知らズの舞台が成り立つのかしら?」と不安な気がしたものでしたが、いざ、始まってしまえばフィッシャーマンはステージ上のスクリーンに映像として登場しているし、いつものように演奏が始まってしまえばダンサーさん達や(暗黒?)舞踏家の皆さんも出そろって、いつものように怒濤のグルーヴで最後まで突き進んでいくんですね。

「うーむ、素晴らしい」
しかもこのフィッシャーマンの映像は2005年の東欧ツアー中に撮影したものらしく、赤いフンドシ一丁で、東欧の街中を農村地帯を鉄道を、力走するその姿には「バンツマ(坂東妻三郎)かよ!?」と思わず受けちゃいました。

この渋さ知らズ、メンバーも「かなりイイ年」な方が大半を占めているんですがね(やはりジャズのプレイヤーの年齢層は高めだからか?)
みなさん、熱演中は物凄くカッコイイんですよ。
全然渋くない(笑)

もう大人げないほどに「トンデモナイ演奏の連続」で素晴らしいですね。
この夢中になり加減。取り乱し加減が素晴らしいですよ。
「ワシは死んでも渋くなんか、なんねーぞ!ワシはもっともっとスゴイギターを弾きたいんじゃあーー!!」という某ギタリストの魂の叫びを思い出しました。