山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

年始ライヴ観賞覚え書き

土屋アンナ
言わずとしれた、「下妻物語」で鮮烈なデビューを飾り、その直後に妊娠休業。
「自分のキャリアを棒に振るですか!?」と思わずワシが叫んだそのお人ですね。
「やっぱり」というかナンなのか。
デキ婚は上手く行かなかったらしく、早々に離婚。
「子供は誰が育てているの?」と思わずコッチが心配するくらいの近年のご活躍ブリですが。
さて。

元々はモデルとして有名だった彼女。
気がついたらアニメの「NANA」で歌ってたりして、
「あれ?NANA中島美嘉じゃなかったっけ?」(アレは映画の方です。念のため)と思ったんだが。

あー。そう言えば。
晦日、お風呂上がりにテレビをつけたら丁度紅白に中島美嘉が出ている場面で。
スゲエ音痴!!もう、久々に感動したね。
去年の夏、レミオロメンのCD聴いた時以来に、感動した!あまりの音痴っぷりに感動したっ!!
正解の音程がドコなのかが皆目ワカラナクなるまでの壊滅的な音痴っぷりー!
思わず見てて、「うははは!スゲエスゲエ!!」って手ぇ叩いて喜んじゃったよワシ。

と、言う話しは置いといて(@華麗なる「例のポーズ」を鮮やかに決めるワシ)
土屋アンナである。話しの主題は。

彼女いつのまにか、かように音楽活動に熱心になってて、「何故かロック」をやっていらっしゃるのである。
「まあ、ルックスがコレだから、ロックが自然て事かな?」と思いつつ、ライヴ観賞開始。

「あれ?何コレ??」

どっかで見た事有ります、この印象。
この「なんとなくロック」なんだけど、「全然ロックじゃない感じ」
普通ロックを聴かない人が、想像するロックの感じ。
演奏になんとなく喜びが、興奮がナイ。
なんとなく予定調和な感じのステージ。

「あー、これこれ。前に見た事有る!なんだっけ、えーとえーーと」
はいな(ポン☆<膝を叩いた音)思い出しました。
このアルツ頭が無事に思い出しましたよ♪

思い出した物件はコレ↓
http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=24

この映画は面白い映画ですよ。
なんか頭悪くてダサイのに妙にクールで変な映画。
でもこの映画の中のライヴシーンがねえ。如何にも、「ロックってこんな感じの音楽でしょ?」ってそれらしく作ってあるだけって言う、バランスが悪い映画でねえ。

「国籍も地域も時代も、そもそも一体何がやりたくてロックやってんだか全く不明の音楽」
ってのがまさにこのライヴの印象と重なるのだった。