山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ライヴ観賞落ち穂拾い@年末編 3

渋さ知らズ
http://www3.alpha-net.ne.jp/users/poipoi/main/main.html
作家の笙野頼子が偏愛するバンドであるので、「へー、どれどれ?」と観賞。
結果=「納得」!
なんかやたらメンバー多いし(最大40名程がステージに上がったりするらしい<その時の名義は「渋さ知らズオーケストラ」になるようだが)
ダンサーはいるし、「この人は居なくても全然障りはナイような?」なメンバーも結構な人数居たりして、まさにカオス!な演奏である。
徹底したユニゾンのダイナミズムと、ワケのワカラン熱狂的なグルーヴ。

「コレはジャズ?なのか??」と目を白黒させながら、「えーらいやっちゃえーらいやっちゃ」の合唱に乗せられて、奔流の中に叩き込まれたら、なんか洗濯機の中みたいで。
「うーむ、まさに笙野頼子の世界そのものだなあ!」と感心する。

演奏の最後には「金粉ショー」のお姉さん達2名も登場するし。
「うわー!テレビで金粉ショーなんて、久しぶりに観たわー!!最後に見たのは、タモリがやってたヤツ??」と妙に嬉しくなる。
コレが又、ホンマモンの金粉ショーでねえ。
妙齢のお姉さんが、バタフライ一丁で、ステージの後方最上段の上で、「クネクネクネクネ」と踊ってらっしゃるのよねえ。

「うわー、暗黒舞踏!」
なんか、ワシの中の色んな知識のフラッシュバックが大挙して押し寄せてくるような感じでねえ。
非常に面白かったですね。
ロックじゃないような気がするのですが、ジャズで、カオス。
ミクスチャーで演歌で民謡で。
暗黒舞踏でパントマイムで、浮浪者でフリーターで。みっともなくてカッコイイ。

「本物のステージを経験してみたいなあ」と思いましたよ。
グッチャグチャで楽しそうです。

あ、バタフライのお姉さんで思い出したんだけど、紅白のDJ OZUMAってそんなに凄かったんですか?
ボディスーツだったのに?
この、渋さ知らズはホンマモンの裸でしたよ!

あと、もう一つ思い出したのが、去年だったか?NHK教育の劇場中継を見ていたら、歌劇「こうもり」だったか?_でだったんですが。
最後、全裸の中年女性が舞台に出てきて、ワシ、ビックリしましたよ(それも鳥カゴみたいな檻の中に入っている状態で)
アレに抗議は来たんでしょうかね?
紅白に抗議した人は、ちゃんとコッチにも抗議してて欲しいですよね。
でなきゃ片手落ちですよね。