山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

猫を見たいなら「冬」にしとけ!

ついに夕べは冷たい雨に我慢できなくなり、暖炉に火を入れました。
衣替えと同時に暖炉使用orz
多分、こんな事は初めてだと思います。
(例年だと、暖炉に火を入れるのは12月の上旬くらい)
暖冬だとどうかすると12月の下旬まで火を入れる事なく過ごしているというのに。
今年はナンと11月半ば過ぎに入れちゃいましたよ。

シンシンと冷える夜に暖炉を入れるのは本当に楽しいです。
猫どももあまりの外の寒さに日が暮れると同時にいそいそと家に戻ってきて、暖炉の回りを取り囲みます。
遠赤外線の暖かさを直接地肌に届けとばかりに毛根から毛を立てて、うっとりをマブタを閉じて、暖炉を中心とした同心円上に猫が並んでいる姿は不思議です。

「そう言えば、ウチの年賀状、ボイスは登場するけど猫は一度も登場した事がナイねえ」
昔、黒猫サラちゃん(=ワシが結婚した1984年に、「猫屋」と近所の住民から呼ばれていた、「猫を40匹飼っている文房具屋」から貰われてきた猫。結局このサラちゃんは、今のこの山麓の家に引っ越すまで、我々夫婦の4回の引っ越しにつきあい、1995年まで生きた)を撮影のモデルに使った事があったが、猫はどうしても言うことを聞かないし(当然ですが)、スタジオとかに連れていっても、カゴから出した途端に「普段の強気な態度は何処へやら?」な「借りてきた猫」状態に思いっきりなってしまうので、「ツカエネ??」のですね。

なので、ウチは猫が4匹も居ると言うのに、年賀状にはそのウチのどれ一匹として、一度もモデルとして登場した事がナイです。
しかもウチに遊びに来た事がある人ですら、「猫が四匹揃った状態」を見た事がある人はとても稀なので(基本、猫どもは好き勝手に裏山とかで遊び暮らしているし、「怯え猫」のジンゴロウに至っては、家に来客があると山に引きこもって、家に近づこうとしなくなるので)、タマに「え?猫、4匹もいるの!?」と驚かれたりします(--;

家の中に猫の気配は殆どしないんですけどね、ちゃんと居るんですよ>4匹も!
特に夏場は、みんなそれぞれ好き勝手に「自分の好きな涼しい場所」で過ごしているので、屋内で見かける事は殆どありません。

それが!ですよ。
冬になると、こうやって猫の目撃例が増えてくるのです。
集まった猫どもを見ては、「あぁ、冬になったのだなあ」と感じる。という訳です。