山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

長く生きるという事

あ、それでね「てるる...」はメジャーデビュー作である「贈りもの」も素晴らしいんだけどね(映像特典付きのCDだし。ライヴに行けない人は是非ともこの映像特典で、彼らのライヴスタイルを疑似体験して欲しい)

実はワシのオススメは、彼らのインディーズ時代(というか、自家製作CD?)のセレクションアルバム「TERURU」である。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=852219&GOODS_SORT_CD=104

タワレコならネット注文で、たった2?3日後にはどんな田舎の僻地(ウチもね♪<orz)にでも届けてくれるので、オススメである。
「このCD聴かずして死ぬのはモッタイナイぞぉ??!」と、世間に対して大声で言ってみたいワシである。
うーん、イジメに悩んで自殺を考えている小中学生に聴かせたいCDナンバー1ですね。
なんたって「真夜中に心中」ってタイトルの曲もありますし<不謹慎の極み

「連弾」なんてホント、凄い。
「最近のアジカンは小器用になりくさって、全然悲鳴も青さも足らん!ツマランナア…」ともしお考えの方がいらっしゃるのなら、是非ともコレをお勧めしたいわー。
気持ちの良い、青さも悲鳴もふんだんに取り揃えられております。

ワシがココ数年よく考えているのは、「ホント、日本のロックシーンってスゴイなあ」という事。
どんどん凄い才能を持った若い人たちが出てくる。
ロックミュージックなんてモロ、白人文化の粋を極めたみたいなものだし(ルーツは黒人音楽にあるとは言え)、ほんの30年前までは真剣に、「日本語でロックを歌うのは可能か?」みたいな議論が音楽雑誌で賑やかに交わされていたのを覚えている者としては、本当に感慨が深いんですよ。

こんなにも多様性があって、しかも独自の音楽性と言葉で表現された「ロック」というものが21世紀の今、この極東の地で百花繚乱に咲き誇っている。なんてね。
まるで夢みたいです。
ホント、コレは素晴らしい事ですよ。
長年ロックファンをやってきてヨカッタ。長生きはするものです。

「この世間の居心地が悪い」と感じる時代があったとしても、いつか状況は変わります。
潮目は常に変わります。
ワシを見てご覧なさい。
ビンボーだけど、こんなにも今の人生、居心地がいい。毎日が楽しい。