山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

バンドはライブを観てから

いかんいかん、「剣客商売」(池波正太郎)を読み始めたら面白くて、ヤメラレン!!
でもいつまでもコタツに潜り込んで「剣客商売」を読んでいても、どっかの誰かが今日のワシの山麓日記帳を書いてその後、アップしてくれるワケではナイので、本から我が身を無理矢理に、生木を裂くようにバリバリと引き剥がして、こうやってi-macの前に座ってみましたよ。

そしたらね、椅子に座ってフト目を見やれば、i-macの前にですよ?なんとタワレコに注文していた「てるる...」のCDが届いて置いてあるじゃないですか!?
愛機タンジェリンの前にパッケージがちょんちょこりん♪と置いてあります。

「ちょ、なんで教えてくれないの?」と夫を問い詰めると、
「あ、忘れてた」とさらっと言う夫。
しっかりケリ入れときましたとも、ええ。

で、今、こうやってタンジェリンにCDを挿入してですな、聴いているんですが。
「うーむ、平均年齢22才のバンドとは思えない!」
かなりクセもあるし、多分、好き嫌いが別れるタイプの音楽なんだけど、ワシは好ましく思いますよ。
てるる...いつか天下を取ってくれ!

そう言えば、昨日、長女が、
「私は結局3才から6才の間に、どれくらいのライブを観たの?」と訊くので、思いつくままに挙げてみたら、洋楽ロック中心に10本程度でしたね。

「そんなに観てたの!?」と驚く長女。
__いや、君が生まれる前はもっと通っていたし。
昔は「気になるバンドが居たら、すかさずチェックしにライブハウスに行ってました」んで。
と言うと、「げえ!?お金持ち!!」と長女。

いや、昔は知り合いのイベンターに招待されたり、無料のライブも色々あってたし、そもそも邦楽ロックのライブって1本2千円くらいで観る事が出来ていたし。
ライブハウスへも自転車で行ってましたし。

「子連れでなけりゃ腰は軽いね」と説明するワシ。
ピロウズも数年前からライブを観たくて観たくて、熱望していたのに次女を預ける算段がつかなくて(夫が預かるのを拒否していたので)二年も見送ってしまっていたので、やはりこうやって実際に夢が叶って観に行けるようになると、その幸せをシミジミ感じますね。

でもワシの予想では「子供がある程度手を離れて、めでたくワシが一人でライブに出かける」ってハズだったのに、「何故か一家全員勢ぞろいで」というのはホント…想定外でしたね。
しかも娘二人が揃いも揃って夢中になっちゃうというのも。