山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

長く面白く無い話しの決着編・解決

「な、ナンデ泣いてんのよ、ワシ!?」と一人車内で戸惑うワシ。
今まで何度も繰り返し聴いていた歌なのに、何で今日に限ってこんなに歌詞とメロディが
胸に突き刺さってくるんでしょうか?
「更年期特有の不定愁訴ってヤツ?」_| ̄|○アーハイハイ

夕陽のせいでしょうか?
自分の人生が中年と呼ばれる季節も過ぎて、黄昏て行っているせいなのでしょうか?
て事は、やっぱり単純に更年期なんでしょうかあ?

「わ、コレはマズイわ。ワシ、更年期性のウツなのかも?」
との思いが一瞬よぎるが、でも全然悲しくは無いの。悲しいから泣いているんじゃないの。

ただ、その楽曲の美しさと力強さに打たれて、気持ちの良い涙を流しているだけなの。
「あー、その気持ちワカルワカル」とその歌の中に自分の心をも見出して、
シンクロしているダケなのに、その歌を力強く、涙を振り払うように歌う山中さわおの声が、
全然歌はうまい人じゃないのに、その美しいメロディに、演奏に、妙に説得させられているような
気になって、
「あぁ、この人はワシと同じだ」と感じたんですよ。

すごいイタイファン?orz

いや、でもね、この共感性というか、例えば、自分がなんとなくいつも感じる居心地の悪さとか
「他の人はこんな事感じないのかな?」と不思議に思っている感情。
そんなモノをこの人も感じているんだ!と確信に似た思いで受け取ってしまったんですね。
なんでしょう、人類普遍の孤独感とか悲しみとか。そんなモノを感じてしまったんですね。

それは慰めでなく、励ましでなく。ましてや癒しでもなく。
ありのままをありのままに。力強く。
でも、希望は捨てない。どんな事があっても。自分は自分。逃げも隠れも出来ない。
だから今もココで、自分が自分であるために踏ん張っている_みたいな事を歌われると、
「同じだぁ???」と涙が出ちゃうんですね(多分)

それは男女とか年齢とか関係ない事なんだと思えるですよ。
自分の人生に向き合うという事。それらにつきまとう責任をちゃんと引き受けるという事。
「なんだ、こんな子供の仮面を被っててもこの人たち、ちゃんと大人じゃん」
つまりコレがワシがピロウズにはまった瞬間でしたね。

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http://www.barks.jp/artist/?id=52003070