山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Zeppツアーに思う事

なんだか面白い事になってきたじゃないですか。
つい最近、例のプラチナチケットの一般抽選が行われたのですが、ソコではなんと自己申告による「申し込み人はミスチルのファンですか?ピロウズのファンですか?」という質問事項が書き加えられていたらしいですよ。
つまり、コレは、Zeppという会場での観客の不均衡さを是正(会場で2バンドのファンの比率をフィフティフィフティに)するための措置だったようですが、そんな事……ねえ?

普通に一般申し込みをしたのでは、あまりにもファンの絶対数が違い過ぎるので(知らない人ももしかしたら居るかもしれませんが、ミスチルは一会場につき数万人クラスを動員できるバンドです。ピロウズは、地方でなら多くて400?500人位?の動員数。東京でやっと2000人動員できるクラスに、「この春」なれましたが<遅)、いざ蓋を開けたら会場はミスチルのファンだらけ!_という事態を避けるための質問事項だったようなんですが、ミスチルのファンだってバカじゃないんですから。
そりゃあチケットを手に入れるためなら多少のウソは平気でしょう。
だって普通ならドームクラスのライブしかしないバンドが、Zeppという、あの観客と非常に近い環境で見る事が出来るんですからね。

競争率が圧倒的に低い(--;と思われる「ピロウズのファンです」の項目をポチっとな♪くらいはやるでしょう。
実際、ネット上でそういう書き込みも見ましたが。

でも、いいじゃない?

ワシ、思うに、もうコレは圧倒的に仕方がない事なんだし、チケットを手に入れたい人はそりゃあナンだってやるでしょうよ。
それに今回のZeppツアーは勿論、ミスチルピロウズのマジックを手に入れたいという目的もあるだろうけど、多分、リスナーの絶対数を増やしたいというピロウズ側の意向もあっての事でしょう。
ミスチルの曲のアレンジに問題はあるにせよ(@ワシ限定)、「ストレンジカメレオン」の楽曲単体としての優秀さは、既に十分に証明されているとも言えるのだし。
この「人に知られてないロックの名曲」を(作っている人も含めて)世に広めるのには、良い機会になるのではなかろうか?
つまり、タイアップや業界の仕掛けに頼らないブレイクのキッカケとしてね。
これ以上彼らに相応しいシチュエーションは無いと思わない?

さ、一人でも多くのミスチルファンよ、Zeppにいらっしゃい♪<チケットを既に持っている人の余裕<嫌な女