山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Joyful Noise 8/24 大阪なんばHatch ピロウズ編1

このピロウズのライブの凄さを、見て判らない人が居ると言う事が、ワシには「今週一番の衝撃」でしたが。
まあ、録画してくださった方はロックを一切聴かない人だから(^^;
「なんか変な人たちがギターかき鳴らしている変なバンド」程度の印象だっただろうなあ。
「もしかしたら、音声が悪いとか本人達の調子が悪いとかで、演奏内容が良くなかったのかもね」と思いながら、録画ビデオを見ていると、さあいよいよピロウズが登場。

開演前のインタビュー@楽屋から始まる。
(若いバンドと共演する事について)「いやあ、恐る恐るね、こう様子を探りながら…でも思いっきり往復ビンタをするつもりでね、行こうかなと?(笑)」と山中さわお、かく語りきorz
他メンバー二人から「一体、ナニを言うんだ!?」と失笑されてましたが。

で、ステージに切り替わり、やっと演奏開始。ひとしきりイントロをかき鳴らした所で演奏をやめ、鈴木淳(サポートメンバー・ベース)を指さす山中さわお
そうそう、コレは6月のUSツアーでもやってたアレ。このアクションで曲が判る。
映像資料つ http://www.youtube.com/watch?v=EOpMmQILckM
淳のベースが始まると、いわゆる「ピロウズのスイッチ」が入ってゆく瞬間が見える。
両手を高く掲げている握りこぶしのシルエットが見えたら、それがトンデモナイライブがこれから始まるのだという開始のサイン。
ステージ上も観客席も、ぐーっと熱が上がっていくのが見えるようだ。

「あ、うわ、大変!」思わず声が出るワシ。
くそー、コレ、生で見たい。ってか、見せろ!
「安いギターがまたしてもトンデモナイ音を出してますよ!」
いつもココに感動してしまうんだが。その辺の高校生の方がよほど高いギター使っている筈なのに。
何処の誰も、こんな鼻血が出そうなカッコイイ音は出してませんから(力説)
もう、この音色。このエッジの凄さ。音の移動の素晴らしい事!
いわゆるギターをハウリングさせるBEEP音も大放出。
「うわ、タマラン!(鼻血)」
多分、ピロウズのファンというのは、このBEEP音が大好物なんだとワシは勝手に睨んでいる。
様々な曲に色んな音色で紛れ込ませてあるこのBEEP音の多彩さもピロウズの魅力の一つなのよねー。

明日に続く(!)