山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

涙腺がユルイのは年のせいばかり?

「いや、くれぐれもZeppでいきなり、ミスチルの演奏中に『…ケッ!!』とか母娘して同時に言わないようにね」と夫から注意を受けるワシら親子。
「えー?そんな事、誰も約束は出来ないミポ?」と返事すると、
「アンタらは本当に勇気があるよ、ミスチルを一時間以上も聴いていられる自信は、俺には無い。絶対無い!!」と断言する夫。

ワシもそんな自信は全く無い!(自信満々)

いやあ、どうなるかなんてライブが始まってみないと判りませんが…。
きっとね「案ずるより産むが易し」なんだよ(違)
それにホラ、福岡は翌月もピロウズのライブあるから。しかも同じ会場で(半笑)
だから大丈夫(ナニを根拠に)

ワシだって「ストレンジカメレオン」がこんなに良い曲だなんて思い知ったのは、実はライブ聴いてからなんだよね。
ホント、自分の不明を恥じるけど。
勿論、CDで前から聴いているから、元々から「良い曲だ」とは知っていたけれど、「なんか泣き言っぽなあ」と思う部分はあったし、「陰気過ぎる…」とも思っていたけれど、ライブで聴いて曲の本質が初めて理解できたんですな。

「この人は全部覚悟の上でコレを歌っていたのか!?」とやっとライブで気がついて、もう、涙がね。
「ぴゅ?」ですよ。出るイキオイが。
「だら??」でも「ドー」でもない。
「涙がぴゅ?」
メガネの内側に向かって涙が噴出したんですよ。

「うわ、ワシ、イイ年してライブで歌聴いて泣いているし!!」って、自分で自分に一番驚きましたがなorz

しかもこの時は山中さわおが珍しく自分の真情をライブで話してて。
「この曲(ストレンジカメレオン)を作った10年前は、明日なんか全然見えなくて、毎日が苦しかった。でも今はこんなに素晴らしい景色を(と、観客席を手のひらで指し示しながら)見ている。10年前は自分の10年後にこんなに毎日楽しく音楽がやれるなんて思いもしなかった。こんなに楽しい日々が送れるなんて本当に嬉しいよ。みんながピロウズを選んでくれたおかげだ。ありがとう」
はい、ココでも泣きましたともさ。ああ、泣いたよ!オバチャンは!!

しかも最後、ダブルアンコールで「ハイブリッドレインボウ」を聴いた時も。
「限界なんてこんなもんじゃない」でも、はい、泣きました。
もう、「あぅ??」って声が思わず出るくらいのイキオイで泣きましたともさ!
でも大丈夫。ワシの回り中、男女構わず全員泣いてたから♪