山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

エロの断層

夕べの名古屋のセットリストを見ながら、シミジミと自分の鋭さが恐ろしくなる今日この頃。
本当に最近は、一段とドウデモイイコトしかこの日記に書いてませんが。
今日も書きますよ。

さて、ワシは、「1998年のエロ断層」を発見しました。
コレはどういう事か?というとブログの方を読んでいない人にはナニガニナヤラな話になるんですが、ワシが発見したんです、夕べ<物凄い最近過ぎる。
1998年を境にエロが出現したんですよ(断言)

この土壌を毎日、穴が開くほど見つめていたら、おのずと見えてきたんですね。
1997年以前は、エロは存在していませんでした。
ところが、1998年に突如エロ登場。
理由は以下↓

ちょっと前にMayaMaxがアニメを担当した「Instant music」のPVを見ながら、
「なんでこの熊はチンチンをこんなに振り回しているんだろう?」と不思議に思い、首を捻っていた(コレはアメリカ人にはかなりの衝撃だったらしく、YouTubeアタリのコメント欄は一時期、「熊のチンチンがー!!」の書き込みで大騒ぎになっていた)のですが、CDを買って理由が判明。

よく、日本のCDにはLP当時からの(ゆかしい)名残で、独特の「帯」が付いているじゃないですか?
アレの裏って実は結構な情報が隠れている事があるので、なかなか捨てられない(貧乏性)んですがね、この「Instant music」が収録されているCDアルバム「Runner's high」を買って、帯裏を見て、理由が判明。

「あ、そういう事か」

この「Instant music」というのはいわゆる「マーケティングリサーチの結果、作り出されたヒット曲を批判した歌」なんですがね、まあ、こういう事をあえて歌にしてまで世の中に向かって言いたがる_というのがなんか子供っぽいなあと昔は割りと冷静に批判的に見ていたのですが(ワシ)
この曲をライブで聴いて反省。

これは只の「今のハヤリの音楽に向けたアンチテーゼの歌」ってだけじゃなくて、「もっと音楽に喜びを」「もっと音楽に夢中になって」と誘惑する歌なんですな。
そのためにこの歌は、只のアンチテーゼだったらもっと機械的に無表情に歌ってて良いはずなのに、無茶苦茶蠱惑的なギターソロが付いている。

10代の少年少女へのアンセム(祝い歌)であり、同時にその季節を過ぎた大人には、「あの思いを忘れないで」というメッセージであったのだ。
全部帯裏に描いてありましたよ(半笑)