山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

アンプリファイド賛

というわけで、アンプリファイド(amplified)行ってきましたよ。
アメリカ在住の香港出身少年バンド平均年齢15才!」_と書くと「うわ、アヤシイ」という感じですが。
全寮制のアメリカの名門校に通いながらバンド活動、去年のソニーミュージックのワールドオーディションで、総数1200本のテープ審査を勝ち抜いて優勝&プロデビュー。とかいう経緯を聞くと、「眉唾?」という感じですが。

CMで見る限り実力の程は「不明」だし、音楽性も「細部は不明」なのですが、デビューシングルの「Mr.Raindrop」を聴く限りは、第一期のピロウズの面影(可愛らしい叙情性&ビートバンドらしいシンプルで力強い音)を感じたので、「バンドはライブを観てみないとその本当の所は判らない」が信条なので、確かめに行ってきましたよ。

丁度テレビCMの告知で観ていたので、場所と時間はバッチリ判っているし、なんたって無料ライブだし。
彼らは学校の夏休みを利用してこの夏、日本で各地のイベントや野外フェスにオープニングアクトとして参加しているので「そのついで」の登場らしい。
日本で行われる無料のミニライブはここ福岡でしか行われないらしいので、ソー・ラッキーである(ワシ)

会場に行って見るとそこにはもう、100人以上のファンが既に場所とりをしていて、ステージを取り囲んでいた。
「ありゃ」という訳で、ライブ開始まで30分ほど時間があったが、そのまま列に並んでライブ開始を待つ。
なんせ一家四人で出かけたので、「どうなる事やら」とちょっと気をもんだがライブが始まってしまえば、
「なんだ!イイバンドじゃん!!」と純粋に感動してしまった。

正統派ギターロックバンド。
15歳とは思えないようなテクニックと楽曲。
テレビで観る限りはギターのクリスがこのバンドのキーマンか?と思っていたが、実際、ライブを目にして気が変わった。
このバンドのキーマンはベースのテレンス少年だ(断言)

楽曲も「第一期ピロウズ?」と思わせる曲もあれば、「第三期ピロウズだー」と思わせる曲も有り、実に彼らの嗜好性が良く判る内容でした。
三曲目?だったか、の曲では思わずギターソロにぎょっとしたし(後でウチの長女も「ギターソロがピロウズにソックリでビックリした」と言っていた)

勿論、子供なので足りない堅い部分も多いけど、本当に良いバンド。実力派。
レコード会社は「第二のWat」にしたいようだが、モッタイナイ!