山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

なんなら筑紫哲也とツアーしてて欲しい

というわけで、昨日一日、家族、顔を見合わせれば、「ナンデ、ミスチル?」と空しく
呟くばかりでした。
いやね、ミスチル桜井が、むか??しからピロウズが大好きってのは知ってましたよ、当然。
ピロウズのCD聴けば、「スタジオに入って思いっきり爆音を出したい!」って思うらしいし、
ステージを見ては刺激を受けているらしいし、
ピロウズの「ストレンジ・カメレオン」をライブでも歌っているらしいので。
「うーん、ファンなんだねえ、音楽性は全然違うのに」くらいのヌルイ気持ちで生暖かく
観ていたんですがね、ワシ。
でも、この声明を読んでから↓

ap bank fes'06で「ストレンジ・カメレオン」を演奏した時のバンドの一体感。
そしてそれがジワジワと会場全体に広がって伝わっていく感じ。
うまく説明できないし、説明できたとしても教えたくない。
魔法の呪文を手にしたような感触。もっとあの感触に包まれていたくて、
本当に自分たちのものにしたくて、この企画を思いついた。
ap bank fes'06が終わって二日たった日の事。
デビュー当時、ピロウズと共にライブハウスを回った。
その後、いろんな事があって、いろんな事を知ったけれど、
当時の僕らが影響を受けた沢山の事、それはいまだにブレずに大きな軸として僕らの中にある。
魔法を手に入れる為の旅?ルーツを辿る旅?なんかそんな感じかも。
壮大なロマンを僕は勝手にこの旅にみいだしている。
壮大なロマンにしては、このライブを体感できる人は限られているけれど、
まぁ、しょうがないよね、そういう事もある。    桜井和寿

なんかムカムカするんですけど(--;
「売れ売れの桜井」のゴーマンさを単純に感じるんですけど。

ピロウズが「ロックのマジックを持つバンドである」という事はワシも良く知っているし。
桜井に言われんでも。
でもそれはピロウズピロウズだからこそ、使える魔法であり、「ロックをモンスターに
変える瞬間を知っているバンド」なんてそうそう世界中見渡しても居るものじゃない。
それは多分、教わったりして出来るようになるものじゃないのではないか?
真摯に音楽に向き合う姿勢、自分が信じるものに自分の人生を捧げる事。その覚悟。
全部引き受けて、なんなら一緒に滅びる事も覚悟で音楽をやっているという事は、そんな
全国数ヶ所一緒にツアーしたからって、そう易々とは手に入らないと思うんだけど。