山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「カラスマスク」はパンクライブの華でした?

えーっと。「カラスマスク」http://store.yahoo.co.jp/koncrete/a5aba5e9a5.html
って今の若い人、知っているんですかね?
あの、クレヨンしんちゃんで、不良の女子高校生グループ(紅サソリ団)が装着している
と思うんだけど(確か)

ま、いわば、「不良の定番アイテム」よ。
昔はパンクロックのライブに行くと、よく見かけられましたな。
で、今日のお話はそんな今から30年近く前に見かけたお話です。
ここの読者にはまだ当時、生まれてない人も多いと思うが、話はずんずん進めますからね。

さて、昔はパンクロックのライブに行くのは「半分命がけ」でしたよ。
いや、オオゲサじゃなくて。
今はどうなのか、よく知りませんが_昔は居たんですよ、「コンサートゴロ」って呼ばれる人が。
この言葉をどう今の時代に伝わるように翻訳したら良いのか、よく判らないのですが、
つまり、「ライブ専門の暴れ屋」みたいな人を指す言葉ですよ。

その心情を、なんて言えばいいんでしょうかねー。
「あいつらがステージに立っているのは許せん。アイツラなんか全然大した事ないし!
あんなのがチヤホヤされているのは間違っている!!だから、是非とも、このコンサートは
オレサマがぶっ壊してやる!!」
とまあ、そんなような心持ちだったんじゃないかな?彼らは。
そんな心を持った青少年の事です>コンサートゴロ
昔は娯楽も少なかったからねー。

とりあえず、バンドも出来なくて、でもロックは好きで、でも自分が楽器を出来ないのが物凄い
フラストレーションで、「なんか暴れてこの退屈な日常を壊したい」って人は、とりあえず、
「バットやら鉄パイプやら消火器持参で、ライブ中のステージに乱入する」って事に往々にして
なったんですよ!!

いいですか、皆さん、コレは実話ですからね(力説)
まあ、歌謡曲のショーとかでも当時は、時々あったみたいだけど>ステージ乱入
荒っぽいバンドのライブ=ライブ中のステージ乱入やら観客席での破壊行動(椅子を壊すとか)、
花火や爆竹を鳴らす輩が居るのは「ごく普通の風景」でしたよ。
(だから見ている側も巻き込まれてケガするんじゃないかと、「半分命がけ」)

当時は第一期のパンクムーブメントのさなかで、「何かしら暴れたい」ってそんな時代の
空気がなせるワザだったんでしょうけどね。

と言う訳で本日の資料です↓
http://www.youtube.com/watch?v=Uc-FucsoBd4

この話は明日も続きます。