山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

赤目赤恥恋愛未遂・BECK 9

というわけで「赤目?」は大失敗。
「心中未遂」ってタイトルだけでそのダメっぷりがわかろうってもんだが、本当に「単に心中未遂」な話し。
ていうか、そもそも心中だってヤル気ゼロじゃんorz
「赤目四十八瀧って名前がカッコいいのでタイトルに使ってみたかったが、そこには愛も恋も心中すら描けませんでした(監督の力量不足で)」が正式なタイトルだなあ、こりゃあ。
人生経験は「やれば偉いってもんでもない」とは思うが、こんなにも愛も恋も性すらも描けないようでは、「この人は何で監督になったんだか」と不可思議な気持ちに包まれた。

結論=子供は映画なんか(ましてや恋愛モノ)を作っちゃイケマセン。
なんか、ウォン・カーウァイの見事な恋愛の王国世界の構築ブリを見せつけられた後だったので、余計に、
「なんともはや、日本って恋愛映画が不毛の地なんだなあ」とシミジミ感じた。

と、言う訳でまだまだ続くぜ「90円レンタル祭り」
いい加減、見たい映画は借りられているし(ケヴィン・スミス作品)仕方ないので、博打を打ってみた。
つまり「どうせ90円なんだから、こんなモンでもみてみっか!?」な博打。
以下、その博打の内容↓

試してみたのは「ピアニスト」
http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=9585
是非とも「中村うさぎにコレ、観て欲しいなあ!」と思える映画だった。
「この映画の主人公ってまさに、中村うさぎじゃん!!」と思わず感動。
中村うさぎって自分がこれだって、多分、知らないんだろうなあ」と半笑いで鑑賞。

お次に試したのは「BECK 9」
テレビアニメの最終話。
なんでこんなのを唐突に借りたのか?というと、
「だって、ピロウズが特別出演している回なんだもん」

放映時にその話を聞いてはいたが、なんせ夜中の番組なんで観損ねていたのよ。
で、昨日、レンタル屋にてソレを思い出したので借りた次第。
このアニメの中でピロウズは「ヒーロウズ」というバンドとして出演。
ライブシーンもあるし(使用曲は「ラスト・ダイナソー」と「Advice」の二曲)、ちゃんと山中さわお、声優としても出演。

「主人公のバンドのメンバーがベーシストとしてサポート参加している、インディーズとは言え20万枚のセールスを記録する人気バンド」=ヒーロウズ。
ていう設定なんだけど…
…何故かしら、涙が出てくるの?
そうね、ピロウズのここ10年間の全アルバム足したら20万枚位だからかしら?(半泣)