山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

この世の春が来ました

でまあ結局が、チャン・イーモウの(アカデミー以外のもう一つの)最終的野望は、
「憧れの高倉健さんで一本撮る!」だったってオチです。ヨカッタね。
なんというか、ミーハーっつうか、俗物っつうか。
作る作品に比べて本人が、かなりイタダケナイ人格ってのは溝口健二に並ぶって気がする<コラ
その高倉健さん主演による新作「単騎、千里を走る」評判あまりヨロシクナイですなあ。
テレビでやっていたらそのうち……見るかも?それは「ハウルの動く城」と同程度の
興味の持ち具合という意味。

あんなに好き?だぁったのに?。こんなに気持ちが冷める日が来る??なんてぇ??(歌)
という歌を歌いつつ、このシリーズの締めと致します。
長らくのご静聴、感謝感謝感謝。

さて。
で、最近の現実生活はドンナ感じか?と言うとだなー。
職場に新人さんが二人入ってきた。
二人ともワシより一回りも若いのに。そうは見えない…<失礼
なんか、ワシ、いい気になっちゃう。
「もしかしたら、ワシってイケてるの??」と思えてくるから不思議だ。
もしかしたら単にワシが加齢で、老眼が進んで、アルツがマダラ状に日常生活に支障を
きたし始めているせいかもしれない。
誰か、「オマイは全然イケテない。年相応だ」って言ってあげてください。
でないと、ワシ、増長しまくりです。

あ、そうそう。
この前会った我が家の設計者であるカームラ氏。久しぶりに彼の家族全員に会った。
あんなに一時期、8年間くらい?一緒に暮らしてた仲なのに。彼の子供たちに会うのは実に2年ぶり。
ワシが最初に育てた子供(^^;である彼の長女ももう大学生。
なんとその長女さん、今春、ワシとダンナが卒業した大学の同じ学部に入学した(オメデトー)
「なんだよー。この前までワシがオムツ替えてたのによー」と言っては笑われる。
彼女のおかげでワシは長年にわたる自分最大の弱点、「子供嫌い」(欲しくない)が克服できた。
「子供って良いな」「子供って可愛いな」と思えるようになったのは赤ん坊だった彼女のオカゲ。
ワシの人生の恩人の一人だ。

カームラ氏長男は有名進学校に入学。
「カームラ家はこの世の春だなあ、今年は」と言う。
ウチは来年だが。さて?