山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

cheap trickを知っているかい?

♪まみずおーらいっ、だでぃずおーらいっ♪
ってのが一番売れたのかな?>chep trick
いや、一番売れたのは「flame」
(映画「トップガン」のエンディングテーマだった…筈<実は「トップガン」未見)か?
なんにせよ、1974年にイリノイの田舎から突如現れたバンドである。
当時、音楽評論家渋谷陽一(実はワシは個人的にお会いした事が一度だけある)
の肝いりで日本で爆発的に大ヒット。
なんせその頃はヨーロッパでもアメリカでもまだまだハードロックが健在の時代で、
レッド・ツェッペリンもディープ・パープルも現役ですた<歴史の生き証人節全開中

なので、新しく出てきた威勢の良い若手のハードロックバンドというのも
ニョキニョキ雨後の筍のように出現した時代でもあったのだが、
なんせ大御所バンドの皆さんが大恐竜のように
この地上をノッシノッシとあるいていた時代でもあったので、
なかなか若手バンドがつけ入る隙はなかったのよね。

でも太り始めたり頭が薄くなりかけた中年の老練ハードロックではない、
元気の良い威勢の良いハードロックに対する需要は、実は日本に始まったのですよ。
クィーンもキッスもエアロスミスも。実は日本で人気に火がついた。
若者が若者の音楽を欲しがったのね。

「子供だましのロック」とか言われて
当時は「女にゃわからん男の世界」を気取るロックファンのお兄さま、おじさま達には
すこぶる評判が悪かったが。
どっこい。今聴いても、当時のこれらバンドの曲はええわねー。

なんで最近の欧米でのクィーン再評価。エアロスミス再評価なんかを見ていると、
「なんだよ、チープ・トリックもその中に入れろよ!」と思う訳です。以上。

で、先日のNHKハイビジョンでのチープ・トリックのライブ映像の話し。
なんとまあ、これが…
場所はナイアガラフォールズって書かれてたけど…
ま、いわゆる。「昔の観光地」見たいな場所か?
別府の「ヤングセンター」http://www.youngcenter.jp/とか…
中継されてた小屋(ライブハウス)自体も、ものすごーく「こぢんまり」してて、
なんか「小さなサーカス」というか「見せ物小屋のテント」みたいな場所…
(ま、その「見せ物小屋っぽさ」もチープトリックらしいちゃあらしいが…)

そしたらやっぱり来ているお客さんも、「大昔のぼっちゃん、おじょうちゃんが大多数」で
しかも平均体重が「横綱級」…ヒー。
_この項、明日も続くかんね!