山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

小学生の話題

という訳で、手作り賞状が居間の壁に掛けられているんだが、家族が口々に、
「上手ねえ、ホンモノっぽいねえ」と言うので、調子に乗っているワシ。
「唐草模様描くの上手よ?。ロココ調からアールヌーボー調までなんでもござれ?」<どっからも注文なんか来ませんから。
確か、高校の時に描いた賞状は、画面トップの通常だったら向かい合わせになっている鳳凰の絵柄の代わりに、その賞状を授与する同じクラスの男子の似顔絵を描いたので、クラス中爆笑だった。
その男子生徒は全体の雰囲気がダチョウに似ていたので、横向きの顔の輪郭を「ソラマメ型」に描き、口は「3」の形。
目は縦長の楕円に黒々と塗り、頭には毛が三本(オバQhttp://glaymotchy.ld.infoseek.co.jp/obaQ1.jpg状態)だけ。
その頭部を堂々たるダチョウの首が支え、ダチョウの胴体から伸びるシッポのふさふさ羽毛が流麗な唐草模様となり賞状を縁取るのである。
ちょっと見には「普通の賞状」
でもアップでよ??く見ると、「鳳凰じゃないし」しかも「なんか気味のワルイ顔が乗ったダチョウだし!!」な物件。
しかもこのダチョウ、アニメの「ロードランナーhttp://www.spanky.co.jp/shopping/import_muvie-tv/pic_shop/im_roadrunner_aw011d.jpgばりにその肉感的な足を高々と持ち上げて爆走している瞬間の止め絵になっているのだ。
…そんな「凝った冗談が大好きな女子高校生でした」(30年前)<ただヒマだっただけ。

さて、コオニタンは念願の賞状も手に入ったし(本当に母ちゃん手作りの賞状で良いのか!?ホンモノは欲しくはないのかーー!?)満足そうに過ごしている。
そして学校から帰ってくるなり、ワシにこんな事を言う。

「あのね、Kちゃんちね。『デキチャッタ結婚』なんだって」
……ヒーー……<声にならないワシの悲鳴
どこでそんな言葉を習ってくるのかと思ったら、近所の子供からかいー!?
「え?そ。そおなのお?」としどろもどろになりながら答えるワシ。

「あのねー、Kちゃんのお姉ちゃんがデキチャッタから、急いで結婚したんだってー」
……ヒーー……
「お母さん、ビックリしちゃったよー」とコオニタンに言うと、コオニタンも
「アタシもビックリしちゃったよー。なんて答えたらいいかワカンナイから、『スゴイねー』って言っておいた」だって。だはは。