山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

パパ文化とは何か?

夜、テレビを見ていたら「フィギュア萌え王選手権」なんてのをやってて、ワシはこーいう作業はダンナがやっているのを見た事があるだけなので、「世間の人はどうやって人形を改造しているのだろう?」と興味津々で観たのだった。
勿論、そこには審査員としてアキバな萌え人種の皆さんも登場するのだが、なんというか…この萌えな人たちって、性別を越えるのね…

つまり、いわゆる「腐女子(ふじょし)」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%85%90%E5%A5%B3%E5%AD%90
と呼ばれる人たちと、その行動や仕草までがソックリで、ビックリしてしまった次第である。

例えば、両手でグーの形を作り、ソレを下唇のラインまで両手同時に持ち上げて、「萌えー!キュンキュン★(胸がキュンと鳴っている擬音らしい)」とか、アキバ系オタクな男性が小声で叫んでいる(?)様子を見て、
「コレではまるで外の皮が一枚遺伝子的に男性なダケであって、中身はメイド服を着込んでいたり、ウサ耳を装着しているコスプレ腐女子達と違いが、差が無いではないか!!」と愕然とした次第。

「なんというか、この、『性差すら無い世界』って…いつのまに実現していたのさ?ってか、コレがフェミニズムの最終理想形??」_だとしたらトンデモナイ!!つーか「絶対にイヤダー!!」な世界だわ。と、思った次第。
なんか、ブキミよー。ハッキリ申し上げて。
多分DT(みうらじゅん的に言えば<ワカラナイ人は目の前の箱で調べてみてね)だからこその、「憧れるあまりの同一化現象の一つ」なんだろうけど。
「このままじゃあ、キミは一生DTだよ…」と他人に大きなお世話の心配をする45歳であった(ワシ)

そして、肝心の「萌え王」は、「一番造形的に実力がある人」が選ばれて、メデタシメデタシ(とか思っていたら、ダンナに言わせると、この優勝した人は「業界の有名人」だそうで。そりゃあそうだわよね。下手な彫刻科卒の人より断然実力があるもの)
この番組、やはり、パテの盛り方とか削り方とか。色々手慣れの職人さんの手技が観られたのは収穫であった。

久しぶりにSBIのCEOワシの憧れの殿方、北尾さんをテレビで拝見する。
なんでこの人、こんなに素敵なんだろう。もう「もっと話しを聞かせてーー!!」という気になってしまう。
いわゆる、「日本の古式ゆかしいパパ文化」を体現する人であるよ、ホントに>北尾さん
大人でクレバー。策略家で悪党で…