山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ロックの歴史のお供はみかん

しかし、ビートルズって死ぬほど演奏が下手だな。
いや、BSで深夜にやっている「ロックの歴史」とかいう番組を録画して早送りで見てんだけど。
萩原健太だったっけ?の語りはぶっ飛ばして、演奏シーンだけを見ているのだがイヤハヤ。
演奏が下手でビックリしたのはビートルズジャニス・ジョプリンのバックバンド。
「もう、ギタリスト、クビ!即刻、クビ!!」と思わず叫んでしまうぐらいの下手さだったorz
パンクが出現した時に「演奏が下手」とか「楽器も弾けないのに」とかよく揶揄されたものだが、なんつーか、ポップミュージックの歴史そのものが「楽器が弾けない人の歴史」じゃんかよ。
あと、「わ、キモッ!!」と思わず叫んでしまうくらい、ルックスがキモいのが「デイブ・クラーク・ファイブ」
確か、70年代前半くらいまでは「通好みのバンド」という立ち位置だった気がするのだが、イタダケマセン(断言)
今見るとまるっきりオースティン・パワーズみたいで、不気味なニヤニヤ笑いがなんだか、フラワーチルドレンな感じでキモイ。
あと、ストーンズが…
なんというかミック・ジャガーってヘタレのクセしてエラソーでホント、昔からイタダケナイキャラだなあと再確認。
キース・リチャーズの苦労が忍ばれた。
あと「バニラ・ファッジ」もスゴカッタなあ。ギタリストが「人類以外」だったぞ。

反面、「演奏が巧いなあ」「センスが良いなあ」と改めて感じたのは、「ドアーズ」でした。
演奏だけでモツモツ(何が?「間が」だな)
あと、ドラムだけ突出して巧いバンドとか、いかにもブリティッシュな雰囲気のバンドとか。色々見られて面白かった(ダンナと一緒にツッコミ入れながらなのでオモシロイんだが)

で、その番組のお供は「みかん」だったのだが。
本日、コオニタンが学校の授業で、近所の観光ミカン園(某有名ミュージシャン氏宅裏)に行って採ってきてくれた、程よい酸味と豊かな甘味がぎゅーっと詰まった美味しいみかんである。

「どうやって歩いて行ったの?」とコオニタンに聞くと、
「二列に並んで手を繋いでみんなで歩いて行ったよ」と言う。
「そうか子ザルが二列に綺麗に並んで行ったのか」と言うと、
「でもね、帰りはみんなみかん持っていたから、手は繋げなかったよ」だって。うふふ。