山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

11月は逢魔が月 その1

と言うワケで「今月は魔の月」でしたな(--;
しかし、こうやって振り返ってみると、なんとも忙し過ぎて全ての事柄が矢のように飛びすさって行くので、段々老化の一途を辿る我が灰色の脳細胞も自慢の記憶力がアヤフヤになりつつあり、「ここらでちゃんと、まとめを書いておこう」と心に決めた。
なるべく時間軸に添って。
この日記はワシの親戚一同も読んでいるので、親戚の皆さまに順を追って事情を理解してもらう為にも、自分の記録の為にも今回の事件の一部始終を書き残す事にする。

多分、通りすがりの皆さんや、なんだかよくワカランでこの日記を読みに来た人には散々な内容だろうが、これはご容赦願いたい。
と、言う訳で、いざ、参る。

・10月18日
消印も差し出し人の名前もついてない、あて名だけがコピーされた白封筒に、カギと「577」という数字をコピーした紙が貼られたメモが同封されて送られてきた。
白封筒はソレだけではカギの重さに堪えきれなかったらしく、底が破れてカギがはみ出していた。
見ると消印の押された局の名前は読めないが、日付だけはかろうじて読み取れた。
「10月16日」
と押されているようだった。

「ウチに来るまでに二日もかかるって何処だ?」と不審に思う。
しかもあて名も数年前のウチの会社が出した年賀状からの拡大コピーである。
「なんで消印がついてないんだろう?」と不審に思い、切手の部分をよく見ると、切手の上から下の部分まで6センチほど、セロハンテープが貼られていた。

「コレは何の嫌がらせなんだろう?」と薄気味悪く思い、
「ワシが恨みを買ってて、年賀状を出した事がある人で、投函してから配達まで二日もかかるような土地に住んでいる人」
を条件に思いを巡らせるが、「イカン、対象が膨大過ぎて誰だかワカラン」orz

いや、ワシは基本、「善良なオバサン」なので、自分では怨みなんか買った覚えは全然無いけど、いわゆるメンヘラーな人って何がキッカケで燃え盛るような怨みをもつかなんて常人には計り知れないものなので、さっぱり訳が判らずに、
「んー、ワカンナイからとりあえず、放置」と二階のダイニングのテーブルの片隅に放っておいた。
しかし、コレが後々、役に立つのだったんだから、「捨てなくてヨカッタ!!」である。