山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ノーライフキング(無機物王)の王国」

という事件がキッカケで、義弟との交流はまったくナシノツブテになってしまったのだった>我が家
アレは1992年の2月だか3月だかの出来事だったんだが、今にして思えば義弟は当時、まだばりばりにマルチ商法の会社とまだつきあってて、多分、それでお金が必要だったんだろうなあ。
当時は「な、なんで?」という印象しかなくて、まさか、1984年当時にひっかかった詐欺事件にまだ関わり(1992年の出来事だから、8年関わってたワケか、この時点で)があるなんて、夢にも思ってなかったのだ。
いやはや。ホント、アホな男だなあ。
裁判の記録では、90万にチョト足りないくらいの金額を損害賠償請求していたのだが、認められたのは30万少々だった様子。
ま、仕方ないやね、自分が好きでやってたんだから(ワシは止めたし)

それで自分が世間中から裏切られて、見捨てられた気分になって、強迫性障害から鬱に発展し、自分の周囲をビデオテープとDVDとCDで囲んでバリケードを造り、ついには自殺した…というのが「事の真相」のようだ>義弟。
多分、残した爆弾みたいな借金(なんだかなんだで200万超)も「兄ちゃんに払わせればイイヤ」くらいの気持ちで死んだんだろうが…
残念だったな。世の中には「相続放棄」というシステムがあるのだよ<冷血

さて、先日、「連続4女児殺人犯」のM崎の近況を伝える報道が、夕方のテレビニュースであっていた。
ナニゲに娘二人と見ていたら、娘ズが「この人、何したの?」と訊いてくるので、
「続けざまに4人の小さな女の子を殺して、一部、焼いて食べちゃったんだよ」と言うと、
「人間って食べられるの!?」と素っ頓狂に驚いていた>コオニタン

で、最近のM崎の手記をニュースで読み上げてて、その時の映像に、あの「ビデオテープと漫画本が家の中にバベルの塔を作っているM崎の自室」が使われていた。
ソレを見たウチの娘ズの反応!
「ギャーーー!!コレと同じ部屋に入った事、あるーーー!!!!」(悲鳴)

もう、娘二人とも大パニックになってしまった。
そうだよねえ、普通の人はまず、一生、ナマで見る事はナイ風景だもんね。
ワシも13年前、義母が亡くなった後一人暮らしを始めた義弟の家に入って、あまりのM崎の自室との酷似ブリに怖くなったものだったが、やはり、ウチの娘二人も同じ事を感じたらしい?