山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

住職はカネに汚いイヤなヤツ

で、11/2の昼に遺体を発見し、11/3に火葬とあいなった。
生協の担当者が出向いてくれ、「事情が事情だけに、お通夜や告別式はもうナシで、お骨をお墓があるお寺さんに持っていかれて、骨葬式というカタチで簡単に済ませられ、納骨もその時になさったら…」と提案してくれた。
実の所、80歳超のおばあさま方をお通夜やら告別式なり密葬なりにでもお呼びだてするのは、いくら同じ区内とは言え、ワシら夫婦にはかなり気が引けていたのだった。

「それで済ませられるものならもうその方向で…」という事で葬儀社の人とも話をつけ、今回は「納棺式」というかたちで遺体を棺に納め、近親者(と言ってもワシら家族とワシの実家の両親、今回の騒動でお世話になったNさんの7名だけ)でお参りしてそのまま火葬場に持って行き、荼毘に付した。

そしてお骨になった義弟はダンナの膝の上に乗せられ(ワシがダンナの車を運転して帰ったので_子供たちは実家の両親が一足先に実家父の車で家まで送り届けてくれた)この、山麓の家まで連れて帰ってきた。

山麓の家の仏壇の前に義弟のお骨を安置し、とりあえず花を飾り、灯明と線香を手向ける。
子供たちは殆ど生まれて初めて伯父さんに会ったと思ったら、それがいきなり死体で、しかも自殺だったし、その人の骨が、今現在家にある!という状況に結構ショックを受けているらしく、夜中、「眠れない!」とちょっとパニック気味になっていた。

そしてそのまま週末まで遺骨は家に置いておいて11/5。
ウチのお墓がある唐人町のお寺まで、遺骨を持参して行った。
事件はソコで起きた。

もともと住職には電話である程度話しはつけておいたのだが、やはり住職は「葬儀をやってない」というのが相当気に入らないらしく、ネチネチとイヤミを言われた。
四十九日の法要も、ワシら夫婦にヤルキが全く無いのを見て取って、相当怒っているらしい。
恫喝に近い、恐喝まがいの事まで言われる始末。

しかし、ワシらにしてみれば、義弟が自殺したというだけで物凄いショックで、しかも自殺方法も私らに知らせてきたその方法も…
その後、現れるさまざまな恐ろしい現実をイヤという程見せつけられて、義弟の部屋にはまだ遺品がテンコモリ(冗談や大げさでは無くて、真実、テンコモリ状態)
残した書類一式のチェックだけでも何日かかるやら…の状態であったので、正直、そんな余裕なんか何処にもない!!のだったのに。