山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

とんでもねえ家系

やっぱりどう考えても、義弟の家の荷物は処理業者に頼むには、軽く見積もっても10万はかかる物件だったもんな。
「悪いコトしたなあ」と思ったが、6万円で受けてくれたんだから仕方ない。
本当なら心付けとして、来てくれた業者さん二名様には五千円ずつでも包むべきだったのだろう。
ワシが立ち合っていたらそうするのだが、立ち合っていたのはダンナだ(--;
思わず、「あまりにも業者さんが気の毒なんだけど…」とダンナに言うと、
「あ、オレがオロナミンCを一本ずつあげといたから」だってorz
アレだけの仕事をさせられてオロナミンC一本ずつの特典じゃあ、業者さんは浮かばれないね(死んでないけど)
しかし、あの3Kの魔窟をよくぞ半日で片づけて下さった!プロは偉大だなあ(誉)

と、言う訳でダンナの「毎日90キロ往復の旅」も本日でオシマイ。
なんだかんだで二世代前まで遡って戸籍謄本を取る事になったので、福岡県内各役所を大横断(縦断?)の旅となる。
ダンナ方の血縁関係は実はかな??りややこしくて、再婚したり養子になったり養女になったりでグジャグジャである。
実はダンナ本人すらヨク判ってない全ての関係が、今回の「二世代前の戸籍謄本コレクション」によって明らかになった。
そこにはズッコケル要素が満載。
「ナニやってんのよ、モー!!」(この一週間、何度このセリフを絶叫した事か)と思わず他人であるワシですら怒髪天になるような事実が続々出てきちゃった。

「と、とりあえず、お義母さんが死んでてヨカッタ…」と思わず呟く。
こんな事実を知っちゃったら、お義母さんがもし生きていたら、怒髪天で憤死しちゃうよ。
「老年になってこんな事で心労を増やす事が無くて…とりあえず、ソレがヨカッタかな?」とかテキトーな事を言うワシ。
(亡義母は、少女のように潔癖な所があった女性で、あまりにも汚い現実を見ると後々尾を引く可能性が大きいのだ)

それやこれやの書類一式抱えてダンナは家庭裁判所へ行く。
コレで義弟の残した負の遺産は全て精算された筈。
義弟は地獄へ逝くやら天国へ逝くやら、その行方はワシには判らねど、しかし。
絶対、義母さんに会って、しっかり義母さんの方から義弟を叱り飛ばして欲しいと思うのだった。