山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

台風前日

明日アタリ台風が直撃するらしい。
が、まだまだウチの周辺は静かだ。
しかし本日は「歩哨当番」の日なので、山の下のバス通りまで出て行って、黄色い「横断中」の旗を振って、子供たちを安全に(^^;小学校に送りださねばならない。

朝、コオニタンに「イッテラッシャイ」と声を掛けて、ワシも大慌てて出る準備。
コオニタンが近所の子供を誘いに行っている間に先回りして、ボイスを連れてゴミステーションにゴミを捨てに行き、そのままご近所を一周してからバス通りまで下りて行きたい。

傘とゴミ袋を持ってボイスを連れて家を出る。
雨は小降りで風もナシ……と思っていたら、ゴミステーションを回り込んで見通しの良い場所まで出た時点で強風に煽られる。

「シマッター!また騙されたー!!」(ウチの周辺は山に守られてて南西の風以外は風が吹きつけない地形になっているので、下界と様子が違っている)
傘がさせなくなるくらいの強風で、「ま、この位の降り方だったら我慢できるし」(<負け惜しみ)と傘無しでボイスとガシガシ歩き回る。

その内、列をなした小学生の群れが見えてきたのでバス通りに立って皆を送りだす。
「おはようございます。いってらっしゃい」と手を振って見送る。
風が強いのでやっぱり皆、傘をさしてない。
「明日は臨時休校かな」と思う。
「と、言うことは、明日のDVD返却どうしよう」と思い至る。

午前中の家事を片づけて、お昼を食べたら急いで100円レンタル最後の一本を観賞(子供が学校へ行きだすとこういう事が出来て楽しい<専業主婦のささやかな喜び)
その返却予定のDVDを持って小学校の様子を見に行く。
するとやはり同じ様に心配した父兄が小学校に三々五々集まり始めていた。

コオニタンのクラスを覗き込んだら、担任の先生が「明日は臨時休校です」と話していた(と、言うことは中学校も休みですかい)(--;
「やっぱり明日は直撃コースだな」と腹をくくってとりあえず、コオニタンを連れてレンタル店に100円DVDを返しに行く。

ついでに明日の家族四人分の昼食の買い出しも済ませて帰宅。
すると小学校からずぶ濡れになって(傘がさせないので)帰宅中の近所の子供2名を発見。
ピックアップして送り届ける。