山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

コネタ二連発

・今年はサンマが豊漁だそうで。
この前、隣県の魚市場に出かけたおり、「一山350円のコーナー」に、美味しそうな生サンマがザルにてんこもりに盛ってあったっけ。
「あぁ、それでか」と「サンマ豊漁」を伝えるニュースを見ながら、納得。

その魚市場では、「ザルに8尾盛られている…」と思ったサンマは、家に帰ってよく数えてみたら9尾あった。

「1尾あたり39円!!」(小数点切り上げ)
思わず感動。
結局サンマはそのままではとても食べ切れなくて、初日5尾を親子四人で食べて(ダンナと長女が1尾半ずつ食べた)、残りは冷凍庫に入れて数日後に焼いて食べ、「冷凍したのを焼くのって美味しいかな?」とちょっと不安であったがそれは杞憂であった。
脂が乗ったサンマはとても美味しくて(一回冷凍したのでもね)、摘果ミカン(青い小さい、ピンポン玉大のミカン。酸っぱいので料理に使うのだが、一袋100円で30個ほど入ってて、この季節、レモン替わりにガンガン使えるので我が家の常備品)をギューと絞って振りかけてから、いただいた。
貧乏人には十分嬉しい秋の味覚である。

・午前中、買い出しの旅に出て(火曜日は特売日であるので)ついでに書店に立ち寄る。
映画雑誌を買って家に帰ったら、最近、新東宝映画がDVD-BOXで出た事を知った。
「うわ、ついにこの時代が!」思わず喜ぶワシ。いや、買わないケド。

一時期、新東宝の映画にはまってしまって、夢中で見てしまった。
「なんと言うか、日本映画って宝の山だなあ」という感慨を持ったものだった。
いわゆる、「娯楽の殿堂」?という感じ。
撮影所のありとあらゆる才能を総動員して、「観客を楽しませたい」タダ、その一点に向かって遮二無二突き進んで突撃しているような映画作りをしていた会社である。
だから、ムダにエロ。ムダに猟奇。ムダにサスペンス、ムダにホラー(^^;
坊ちゃん嬢ちゃんからおとっつあんおっかさん、田舎のオジイチャンオバアチャンまでも満足させようという、「無駄な一生懸命さ」が溢れている。

ワシだって、図書館のビデオ貸し出しシステムが無ければ巡り合わなかった作品群が、今、こうして白日、万人の前に差し出されるなんて!(感動)
面白いよ。変な世界だけど。
「娯楽ってコレだよなー」と再認識できまっせ。