山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

A先生の前歴

長女、職場実習が終わったのはイイが、「なんだか頭痛がする」と朝からぼやいている。
昨日の夕方も「頭が痛い」って言ってた。

「そんな帽子も被らずに炎天下、往復80分も直射日光を浴びているんだから、頭痛がしてもアタリマエです!」とか言っていたのだが、辛そうなのでバファリンとビタミン剤を飲ませる。
「いってらっしゃーい」と見送ってしばらくしたら、電話。

「あのね、マラソンノート(自主学習ノート)忘れちゃったの。まだ頭が痛いから取りに帰れない。だから、届けて♪」と、長女。
電話を受けたダンナ、激怒する<「忘れ物が多い体質」は君の遺伝子なのに。

「まったくもー!!」と言いながら、ダンナはノートを届けに学校へ行った。
……と思ったらスグに帰ってきた<中学校から我が家へは2キロ程度。
それで、「もう!!どんな顔して待っているのやらと思って届けに行ったら、アイツ、玄関先で友達5?6人でたむろって、キャッキャ言いながら笑っておしゃべりしてやがる!!」と憤っている。わはは。甘い父親は大変ミポ?

で、夕方の長女帰宅後、「お父さんが『あんなに元気なんだったら、ノートは家に取りに帰らせればよかった!』って怒っていたよ」と長女に言うと、
「あー。丁度薬が効いてきて頭が楽になってきて、玄関でお父さんを待っていたら、次々友達が登校してきて、みんなで職場実習の話をしながら盛り上がっていたんだよねえ」だって。わはは。
で、長女は本日も友達連れでウチに帰ってきた。

なんかこの子、ウチの居心地がいいらしく(--;……この子もその内に「タダイマー!」と言いながらウチに帰ってきそうだな……今日も楽しくウチでしばし遊んでから家に帰る。

夕飯を作っていたら、長女が「そう言えば、こんな事もあったんだった」と職場実習での話を始めた。
一つは、「A先生に、『何の仕事が自分に向いているか?ナンテのは実際に働いてみないと分からない事なんだから、色んな仕事をした上で自分の進路を決めればいいよ』って言われた」と言う事。

A先生、ウチのかかりつけの獣医さんで臨床の修業をしていた時も若かったので「新卒なのかしら?」と漠然と思っていたのだが、実際は「数年間サラリーマン生活をして、『コリャだめだ。向いてない!』とその仕事を辞めて獣医になったっていきさつがあった」らしい。
しかも奥さんは北海道の女性だそうで。

で、「もう一つの面白い話」は明日に続く。