山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ベビーシッター中

ベビーシッター二日目(^^;
友人宅が、「来月行われる友達の結婚式三組に出席」するため、自宅を撮影用に貸し出しているのだ(うち、結婚式の一つは鹿児島で行われるので交通費も欲しいらしい)
広告会社のご一同と撮影隊ご一行が連日彼女の家に訪れては、朝から晩まで撮影してて、彼女、自分の家なのに居場所が無くて(台所も当然使えない)「仕方ないので寝室にこもって、アイロンがけばかりしている」と言うのだ。
あまりにも気の毒に思い、「じゃあ子供はウチで預かるよ」と彼女の娘さんを、我が家で昨日から預かっている次第。

彼女の娘は4歳。人見知りの激しい子(お母さんベッタリ)で「今まで人に預かってもらう事が出来なかった」性格らしいが、我が家の下の娘さんと最初に仲よくなったのがよかったのか、ワシにも大層懐いてくれている。

「じゃあ、お母さんは忙しそうだから、オバチャンちで遊ぼうか?」と誘って言って見ると、彼女(友人の娘さん4歳)こうおっしゃる、
「いいよ。オバチャン、私の事預かっても」(わはは)
「オバチャンがアナタの事、預からせてもらってもいいの?」と言うと、
「今日も明日も預かって!」と言う(面白いなあ)

「いいんですか?」と友人本人は恐縮しているが、なんのなんの困った時はお互い様。
それにおむつも取れた、ある程度大きい子供を預かるのは(それもたった2時間程度)全然問題ない。
ウチの娘さん(達)も大喜びだし。

と言う訳で、子供たち引き連れて大雨の中、レンタルビデオ(100円の日だった)に立ち寄り、スーパーで夕飯用に買い忘れていた豆腐を買って帰宅。
子供たちと猫チャンごっことバスガイドごっこしながら大騒ぎで家に戻り、手を洗っておやつを食べさせる。
友人の娘さんも自分のお母さんが「手を洗いなさい」と言っても普段はグズグズとなかなか言うことを聞かないのに、ワシが言うとスグに言うこと聞いてくれる。
「4才ながら、人ンちなので、気を遣っているのだろうか?」

ビデオを見たりお絵描きしたり、人形遊びしているとあっちゅーまに「お母さんのお迎えの時間」になってしまった。
迎えに来た友人に思わず、「誰か夕刊取ってきてって言ったら、お宅の娘さんがスグに取ってきてくれたよ」と言うと、友人、仰天している。

預かったお礼は撮影隊が残して行った撮影素材(牛乳1本、生クリーム2リットル!、イチゴ等々)であった。