山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

げんしけんのアニメを初めて見た

ダンナがDVDに録画していた深夜アニメ「げんしけん」が面白いので、「見ろ見ろ」とウルサイ。
全然興味はないが、ダンナがウルサイので見てやる<押しつけがましい言い方(^^;

コレは大学のサークル「現代視覚研究所」を舞台としたサブカルチャーネタ日常アニメらしい(この瞬間までこの漫画の存在をそもそも知らなかったので_最近、アフタヌーンも読んでないし。そもそもアフタヌーン、立ち読みするには重すぎて手首痛めるし<オオゲサ_知識が間違っていたらゴメンナサイよっと)
まあ、アレですわ。ゲームとかアニメとか、コスプレとかオタクとか。そんなネタを肴に笑おうって寸法ですよ。

このアニメの笑いどころ(?)は主人公はアニメとかコスプレとかに全然興味がない女子で、なのに自分が好きになった彼氏は見た目はかっこいいが(いや、アニメの絵を見ても全然格好良くないンですけどね。安手のアイドルみたいなルックスで。いや、アニメなんですから、所詮オタの世界での「記号としてのカッコイイ」なんですから、「このキャラクターはオトコマエよ」というお約束で見てくださいという事なんですけどね。カッコ良さから言ったら、ナルトのかかし先生の方がずーっとカコエエですわよ<大きなお世話)、中身はバリバリ筋金入りのオタクでって設定。

オタクVS一般人に恋は有りえるか?という大命題に切り込んだ大作です(大嘘)
まあ、登場人物の服装に文句を言うのは大人げないから目をつぶりましょう。
オタクのキャラクター造形には「痒いところに手が届いている」のに、ソレに対して一般人は…
特に、今回登場してきた「げんしけん」の部員の高校生の妹の造形たるや!
「だは!認識甘すぎだわ」と思わず口にしてしまった。
アニメに怒って大人げない。

しかし、それよりも一番解せなかったのは、その「一般女子」である所の主人公が、なんで「顔がイイ」てダケでその彼氏と付き合っていられるのかが謎だった。
なんか「女って顔が良ければいいんでしょ?」と言われているようで不快。
笑いどころがドコなのかも理解できないアニメだった。

とくに怒りどころは、「深夜アニメが始まったら、彼はバックヤードに周りテレビ見ながらパンパンしていた」(18歳未満厳禁ネタ)て部分。
もう、こんな事されたらワシなら、彼氏の鼻に踵を蹴り入れるね、絶対。
そして口汚く罵って逃げ出し二度と会わない。